An empirical research on the relationship between de jure standard and competitive advantage

• Project/Area Number: 18530276
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Business administration
• Research Institution: University of Toyama
• Principal Investigator: UCHIDA Yasuro University of Toyama, 経済学部, 教授 (90303205)
• Project Period (FY): 2006 – 2009
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2009)
• Budget Amount: ¥4,180,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥780,000); Fiscal Year 2009: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2008: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2007: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000); Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
• Keywords: 競争戦略 / 競争優位 / 国際標準 / 公的標準 / デファクト標準 / デジュール標準 / 事前標準 / 事後標準 / 経営学

Research Abstract

本研究における関心は、競争戦略と標準化の関係にある。研究期間中、AIDC全体の動向、バーコードの標準化、RFIDの標準化、バイオメトリクスの標準化についてそれぞれ時間をかけて調査し、事例分析を行った。その結果、標準化に見出される戦略的な意味が事前標準と事後標準とでは明らかに異なることが分かった。既存研究の中には、公的標準と民間標準とを区別した研究成果が出されてきてはいるものの、公的か民間かという違い以上に重視すべきなのが、技術普及の前か後のどちらで標準化が進められるかという点である。現在、日本に多いとされる統合型の完成品メーカーが完成品分野で収益力を落としているとされるが、こうした事前標準化がさらに多くなることによって完成品分野での収益力にも大きな影響力を持っことにっいて、AIDC業界の調査をもとに明らかにした。

Research Products

• [Journal Article] 標準化と収益化の関係について (2009)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 国際ビジネスにおける経営品質の探求(財)貿易奨励会主催貿易研究会研究報告書 Pages: 217-227
• [Journal Article] 標準化と収益化の関係について (2009)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: (財)貿易奨励会主催貿易研究会研究報告書 Pages: 217-227
• [Journal Article] バイオメトリクスにおける標準化の戦略 (2008)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 2007年度標準化経済性研究会報告書標準化経済性研究会、経済産業省 Pages: 47-55
• [Journal Article] デジュール標準の追求と戦略的課題 (2008)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 世界経済評論 52号8巻(通号636) Pages: 22-32
• [Journal Article] デジュール標準の追求と戦略的課題 (2008)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 世界経済評論 Vol.52, No.8 Pages: 22-32
• [Journal Article] デジュール標準の追求と戦略的課題 (2008)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 世界経済評論 Vol. 52 Pages: 22-32
• [Journal Article] 技術標準をめぐる競争と協調の戦略～標準形成プロセスの整理とそれぞれの有効性について～ (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 国際ビジネスの潮流と課題(財)貿易奨励会主催貿易研究会研究報告書 Pages: 18-27
• [Journal Article] オープンポリシーに基づく標準化の戦略～QRコード開発事例からの考察を中心に～ (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 日本貿易学会年報 第44号 Pages: 244-245
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 自動認識技術における標準化の戦略 (2007)
  • Author(s): 梶浦雅己・内田康郎
  • Journal Title: 平成2006年度標準化経済性研究会報告書』標準化経済性研究会、経済産業省 Pages: 71-79
• [Journal Article] オープンポリシーに基づく標準化の戦略~QRコード開発事例からの考察を中心に~ (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 日本貿易学会年報 第44号 Pages: 244-245
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 技術標準をめぐる競争と協調の戦略~標準形成プロセスの整理とそれぞれの有効性について~ (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 国際ビジネスの潮流と課題 Pages: 18-27
• [Journal Article] 技術標準をめぐる競争と協調の戦略 (2007)
  • Author(s): 内田 康郎
  • Journal Title: (財)貿易奨励会主催 貿易研究会「国際ビジネスの潮流と課題」研究報告書 Pages: 18-27
• [Journal Article] オープンポリシーに基づく標準化の戦略-QRコード開発事例からの考察を中心に- (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 日本貿易学会「年報」 第44豪 Pages: 2-2
• [Journal Article] 技術標準をめぐる戦争と協調の戦略-標準形成プロセスの生理とそれぞれの有効性について- (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 第6回(2006年度)貿易研究会報告書 Pages: 10-10
• [Journal Article] 自動認識技術における標準化の戦略:バーコード・RFID・バイオメトリクスを中心に (2006)
  • Author(s): 内田康郎・梶浦雅己
  • Journal Title: 研究・技術計画学会年次学術大会講演要旨集 21巻2号 Pages: 933-936
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 自動認識技術における標準化の戦略-バーコード・RFID・バイオメトリクスを中心に- (2006)
  • Author(s): 内田康郎
  • Journal Title: 研究・技術計画学会講演要旨集II Pages: 4-4
• [Presentation] 公的標準活用事例にみる戦略的意義について (2008)
  • Author(s): 内田康郎
  • Organizer: 国際ビジネス研究学会全国大会
  • Place of Presentation: 岡山大学
• [Presentation] 公的標準をめぐる企業間競争の課題 (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Organizer: 国際ビジネス研究学会関東部会
  • Place of Presentation: 早稲田大学
• [Presentation] 自動認識技術における標準化の戦略-バーコード・RFID・バイオメトリクスを中心に- (2006)
  • Author(s): 内田康郎
  • Organizer: 研究・技術計画学会全国大会
  • Place of Presentation: 東北大学
• [Presentation] 技術標準の戦略と課題 (2006)
  • Author(s): 内田康郎
  • Organizer: 日本経営学会中部部会
  • Place of Presentation: 富山県民会館
• [Presentation] オープンポリシーに基づく標準化の戦略 (2006)
  • Author(s): 内田康郎
  • Organizer: 日本貿易学会全国大会
  • Place of Presentation: 明治大学
• [Book] コンセンサス標準戦略 (2008)
  • Author(s): 新宅純二郎・江藤学・内田康郎, 他
  • Total Pages: 281
  • Publisher: 日本経済新聞出版社
• [Book] 理念と戦略の経営学 (2008)
  • Author(s): 水谷内徹也・内田康郎
  • Total Pages: 182
  • Publisher: 学文社
• [Book] 理念と戦略の経営学 (2008)
  • Publisher: 学文社
• [Book] コンセンサス標準戦略(新宅純二郎・江藤学)(コンセンサス標準を活用したビジネスモデル) (2008)
  • Publisher: 日本経済新聞出版社
• [Book] コンセンサス標準戦略(担当は第3章「コンセンサス標準を活用したビジネスモデル」pp. 85-99) (2008)
  • Author(s): 新宅純二郎, 江藤学編著, 内田康郎著
  • Total Pages: 281
  • Publisher: 日本経済新聞出版社
• [Book] 理念と戦略の経営学 (2008)
  • Author(s): 水谷内徹也, 内田康郎
  • Total Pages: 181
  • Publisher: 学文社
• [Book] 国際ビジネスと技術標準 (2007)
  • Author(s): 梶浦雅己・内田康郎・徳田昭雄・倉田健児・江藤学
  • Total Pages: 229
  • Publisher: 文眞堂
• [Book] 国際ビジネスと技術標準(梶浦雅己)(標準の類型化とオープンポリシーに基づく標準化の戦略) (2007)
  • Author(s): 内田康郎
  • Publisher: 文眞堂
• [Book] 国際ビジネスと技術標準 (2007)
  • Author(s): 内田 康郎(共著)
  • Total Pages: 229
  • Publisher: 文眞堂