A comparative analysis of Local Initiative and Citizen Movements : Japan and South Korea

• Project/Area Number: 18530374
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Sociology
• Research Institution: Niigata University
• Principal Investigator: WATANABE Noboru Niigata University, 人文社会・教育科学系, 教授 (50250395)
• Project Period (FY): 2006 – 2009
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2009)
• Budget Amount: ¥4,190,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥690,000); Fiscal Year 2009: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2008: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2007: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000); Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
• Keywords: 住民投票 / 市民社会 / 公共圏政治文化 / social capital / 公共圏 / 政治文化 / 地域社会 / 村落 / 都市 / ソーシャルキャピタル / 韓国

Research Abstract

本研究は、日本と韓国の住民投票運動(新潟県巻町等においては原発建設問題、全羅北道扶安郡では放射性廃棄物処理場建設問題を争点)を対象とし、(1)両国の問題解決行動における問題解決プロセス、(2)それに影響を与えた地域社会のソーシャル・キャピタルを剔出し、(3)さらに問題解決過程において乃至その結果として現出しつつある、結束型のソーシャル・キャピタルから橋渡し型ソーシャル・キャピタルへの転換メカニズムを担い手のジェンダー・階層・世代に着目しつつ明らかにするとともに両国における市民社会モデルを展望した。

Research Products

• [Journal Article] 地域社会における新たな場の創造-公共圏構築への試行錯誤- (2010)
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: スピーチコミュニケーション教育(日本コミュニケーション学会) 23巻 Pages: 35-58
• [Journal Article] 日本の市民社会の構造-地域社会からの把握 (2010)
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: 日本研究のフロンティア(国際基督教大学日本研究プログラム) Pages: 85-101
• [Journal Article] 日本の市民社会の構造-地域社会からの把握- (2010)
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: 日本研究のフロンティア Pages: 85-101
• [Journal Article] 地域社会における新たな場の創造-公共圏構築への試行錯誤 (2010)
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: スピーチコミュニケーション教育(日本コミュニケーション学会) 23 Pages: 35-58
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 韓国における地域社会のイニシアティブと市民運動 (2008)
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: ヘスティアとクリオ 7号 Pages: 41-59
• [Journal Article] 韓国における地域社会のイニシアティブと市民運動 (2008)
  • Author(s): 渡邊登
  • Journal Title: ヘスティアとクリオ 7号 Pages: 41-59
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 地方からみた「社会運動論」 : 新潟県(旧)巻町における2 つの住民投票への対応の差異を通じて (2006)
  • Author(s): 渡邊登
  • Journal Title: 社会学評論 57巻2号 Pages: 348-368
  • NAID: 110004775105
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 地方からみた「社会運動論」--新潟県(旧)巻町における2つの住民投票への対応の差異を通じて-- (2006)
  • Author(s): 渡辺 登
  • Journal Title: 社会学評論 57巻・2号 Pages: 348-368
  • NAID: 110004775105
• [Journal Article] 地方からみた『社会運動論』:新潟県(旧)巻町における2つの住民投票への対応の差異を通じて
  • Author(s): 渡辺登
  • Journal Title: 社会学評論 57巻第2号 Pages: 348-368
  • NAID: 110004775105
• [Presentation] 巻町における原発建設計画に対して住民の意思表明過程で生み出されたものとは? (2009)
  • Author(s): 渡辺登
  • Organizer: 日本コミュニケーション学会第39年次大会
  • Place of Presentation: 新潟青陵短期大学
  • Year and Date: 2009-06-28
• [Presentation] 巻町における原発建設計画に対して住民の意思表明過程で生み出されたものとは?(特別セッション1「巻町住民投票がなげかけたもの」) (2009)
  • Author(s): 渡辺登
  • Organizer: 日本コミュニケーション学会
  • Place of Presentation: 新潟青陵大学
  • Year and Date: 2009-06-28
• [Presentation] 日本の市民社会の構造-地域社会からの把握 (2008)
  • Author(s): 渡辺登
  • Organizer: 日本政治学会研究大会
  • Place of Presentation: 関西学院大学
  • Year and Date: 2008-10-11
• [Presentation] 日本の市民社会の構造-地域社会からの把握 (2008)
  • Author(s): 渡邊登
  • Organizer: 日本政治学会
  • Place of Presentation: 関西学院大学
  • Year and Date: 2008-10-11
• [Presentation] 政策決定過程に対して住民投票の持つ意味と可能性-日韓の問題解決型行動の比較を通じて- (2007)
  • Author(s): 渡辺登
  • Organizer: 日本選挙学会総会
  • Place of Presentation: 神戸大学
  • Year and Date: 2007-05-20
• [Presentation] 政策過程におけるNPOの役割についての日韓比較 (2007)
  • Author(s): 渡邊登
  • Organizer: 日本選挙学会
  • Place of Presentation: 神戸大学
  • Year and Date: 2007-05-20
• [Presentation] 政策決定過程に対して住民投票の持つ意味と可能性-日韓の問題解決行動比較を通じて- (2007)
  • Author(s): 渡邊 登
  • Organizer: 日本選挙学会総会・研究会
  • Place of Presentation: 神戸大学(六甲台キャンパス)
  • Year and Date: 2007-05-20