An Empirical Study of the process of University Extension Program and its Effect

• Project/Area Number: 18530649
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Sociology of education
• Research Institution: Niigata University
• Principal Investigator: FUJIMURA Masashi Niigata University, 人文社会・教育科学系, 教授 (40181391)
• Project Period (FY): 2006 – 2009
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2009)
• Budget Amount: ¥4,360,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥660,000); Fiscal Year 2009: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000); Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
• Keywords: 高等教育 / 社会貢献 / 社会学的新制度主義 / 大学の地域貢献 / 地域連携 / 社会サービス / 管理運営 / 第3の機能 / 主人・代理人論 / 新制度主義 / 国立大学法人化 / 大学の社会貢献 / 地域サービス

Research Abstract

本研究は、国立大学の持続可能性の方向性を探り当てるために、社会学的新制度主義から国立大学の社会貢献事業の拡大プロセスとその効果を分析した。明らかになったことは、第一に訪問調査から社会貢献プログラムの直接的な効果よりも、多様なフィールドが学内外に成立し「組織フィールド」が地域に形成されたことである。第二は、意識調査から、社会貢献を担う一般教員の社会貢献事業の負担が法人化後に増加し、大学の地位について教員の危機意識が増していることである。

Research Products

• [Journal Article] 大学進学における所得格差と高等教育政策の可能性 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 教育社会学研究(東洋館出版社) 第85集 Pages: 21-41
  • NAID: 110009553957
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 地方国立大学の隘路と持続可能性 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 地方大学の教育研究活動を通じた地域社会への貢献に関する定量的分析調査 Pages: 329-343
• [Journal Article] 大学進学における所得格差と高等教育政策の可能性 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 教育社会学研究 85 Pages: 21-41
  • NAID: 110009553957
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 地方国立大学の隘路と持続可能性 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 地方大学の教育研究活動を通じて地域社会への貢献に関する定量的調査(文部科学省先導的大学推進事業成果報告書) Pages: 329-343
• [Journal Article] ユニバーサル化時代における日本の大学進学者の構造 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 高等教育段階における学生への経済的支援の在り方に関する調査研究報告書(文部科学省先導的大学推進事業成果報告書) Pages: 225-240
• [Journal Article] 主人・代理人論からみた高等教育システム-自立と依存のパラドクス- (2008)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学論集 第39集 Pages: 185-203
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 主人・代理論からみた高等教育システム-自立と依存のパラドクス (2008)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学論集 39(掲載決定)
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 大学教授職の変貌:1992年と2007年の比較 (2008)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 東北大学高等教育フォーラム報告書 19 Pages: 26-65
• [Journal Article] 教育の機会均等と予約採用の効用 (2007)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学と学生 第47集 Pages: 16-21
• [Journal Article] 主人代理人論からみた高等教育システム (2007)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学論集 第39集 Pages: 187-203
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 教育の機会均等と予約採用の効用 (2007)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学と学生 47 Pages: 16-21
• [Journal Article] 教育と研究のレリバンスー統合・葛藤・サンクションー (2006)
  • Author(s): 藤村正司
  • Journal Title: 大学論集 第37集 Pages: 213-230
  • NAID: 110007176820
  • Peer Reviewed
• [Presentation] グローバル時代における日本の大学進学者の構造 (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Organizer: 日中高等教育フォーラム(日本高等教育学会)
  • Place of Presentation: 東京大学
  • Year and Date: 2009-11-29
• [Presentation] ユニバーサル段階における大学進学者の構造-学力・所得・リスク- (2009)
  • Author(s): 藤村正司
  • Organizer: 第4回日中高等教育フォーラム
  • Place of Presentation: 東京大学
  • Year and Date: 2009-11-29
• [Presentation] 誰が短期高等教育機関に進学するのか (2008)
  • Author(s): 藤村正司
  • Organizer: 日本高等教育学会
  • Place of Presentation: 東北大学
  • Year and Date: 2008-05-25
• [Presentation] 大学教授職に関する国際調査(日本版) (2007)
  • Author(s): 藤村正司
  • Organizer: 日本高等教育学会
  • Place of Presentation: 名古屋大学
  • Year and Date: 2007-05-27
• [Book] 「管理運営」有本章編『変貌する我が国の大学教授職』 (2008)
  • Author(s): 藤村正司
  • Publisher: 玉川大学出版部
• [Book] 変貌する日本の大学教授職 (2008)
  • Author(s): 藤村正司(分担執筆)
  • Total Pages: 362
  • Publisher: 玉川大学出版部
• [Book] 日本の大学教授市場(山野井敦徳編) (2007)
  • Author(s): 藤村正司
  • Publisher: 玉川大学出版部
• [Book] 新説教育社会学 (2007)
  • Author(s): 藤村正司・加野芳正・浦田広朗
  • Publisher: 玉川大学出版部
• [Book] 日本の大学教授市場 : 過去・現在・未来 (2007)
  • Author(s): 山野井敦徳編
  • Publisher: 玉川大学出版部
• [Book] 変貌する日本の大学教授職
  • Author(s): 藤村正司
  • Publisher: 玉川大学出版部