Budget Amount *help |
¥3,890,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Research Abstract |
研究者はこれまでの研究で、腎臓に体性幹細胞が存在し、その機能が転写因子MyoRで制御されることを明らかとした。本研究では腎臓における組織幹細胞がヒトでも存在し、薬物による活性化が可能かを中心に検討した。 まず、泌尿器科との共同研究でヒト腎臓組織にもSP細胞として分離される体性幹細胞が存在することを明らかとした(lnt J Urol. 2008;15:272-274)。さらに、HDAC阻害薬を用いることにより、体性幹細胞活性化を介して慢性腎不全の再生が可能であることを明らかとした(Stem Cells. 2007;25:2469-2475)。具体的には、HDAC阻害薬TSAの投与により、腎臓再生因子であるBMP7の増加が腎臓体性幹細胞であるSP細胞で確認され、進行した腎不全モデルで20%程度の機能回復が得られた。また、HDAC阻害薬が腎臓再生療法に有望である結果が得られたことから、腎臓再生過程でのepigenetics制御およびepigenetics制御薬の応用をin vivo, in vitroで検討した。その結果、腎虚血再還流障害の再生過程におけるエピジェネティックス制御機構が明らかとなり(J Am Soc Nephrol. 2008, in press)、エピジェネティック制御薬によるヒト培養尿細管細胞の線維化抑制作用(J Am Soc Nephrol. 2007;18:58-65)が確認された。今後各種腎不全モデルにおけるエピジェネティック制御薬の効果を検討する予定である。
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