生体内モニタリング下でのウイルス増殖コントロールによる脳腫瘍の治療
Project/Area Number |
18591580
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山本 信二 医科歯科大, 医学部附属病院, 助手 (10322083)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,920,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | brain tumor / herpes simplex virus typeI / virus vector / gene therapy / glioma |
Research Abstract |
1.インターフェロンがヘルペスウイルスの増殖に及ぼす影響を調べるため、各インターフェロンα、β、γの存在下(前処置+持続投与)にウイルス感染をさせ48時間培養を続けた。その結果、ウイルスの増殖ほコントロール群と比較し、インターフェロンγではほとんど抑制が認められず、インターフェロンα、βでは強力な抑制効果が得られた。この結果から、腫瘍増殖のコントロールにインターフェロンα&βを抑制することに大きな意義があることが判明した。 2.ウイルスの遺伝子には大きさの制限があり、その中に新たな遺伝子を組み込む場合、一部ウイルス固有の遺伝子を取り除きサイズを減らさなければならない。よって、単体のウイルスでは導入できる遺伝子のサイズに大きな制限ができてしまう。そこで、自己増殖可能な変異もしくは野生型ウイルスと自己複製をせず、導入遺伝子サイズが160KbのAmpliconを組み合わせて使うこととした。これにより、自由に遺伝子を導入できることとなる。これが実際可能かどうかをin vitroとマウスを用いたin vivoの実験で試したところ、自己複製可能なウイルスの増殖能力に比例してAmpliconに導入した遺伝子が発現されることが突き止められた。 3.ウイルス増殖をコントロールするためには、その機構を理解することが大切である。そのひとつとして、これまでにlate promoterのphosphonoacetic acidとroscovitineによる抑制実験を行ってきた。それをさらに発展させ、具体的にどのたんぱく質がかかわっているかをウェスタンブロットなどで確認したところ、DAS binding proteinのうちKu-70とKu-80はほとんど変化が無く、DNA-PKcsが変化し、promoterの制御を行っていることを突き止めた。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)