野外教育の体験活動によるコミュニケーションスキル獲得と日常生活への汎化の検討
Project/Area Number |
18630011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Physical education
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
柳 敏晴 名桜大学, 人間健康学部, 教授 (30239800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 順一 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 学術協力研究員 (20389373)
渡壁 史子 山口短期大学, 児童教育学科, 講師 (60342325)
堤 俊彦 近畿福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (20259500)
橋本 公雄 九州大学, 健康科学センター, 教授 (90106047)
平野 貴也 名桜大学, 人間健康学部, 講師 (50412870)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 野外教育 / コミュニケーションスキル / 体験学習 / 社会的スキル / 心理的スキル |
Research Abstract |
コミュニケーションスキルの獲得と日常生活への汎化という視点から、野外教育における教育プログラム、研究方法、研究成果を再検討し、野外教育の体験学習によるコミュニケーション獲得に関する研究を推進することを意図し、研究プロジェクトを立ち上げるために企画調査を行った。 まず、三回の企画推進会議および一回の研究成果報告会を実施した。ここでは、野外教育における体験学習プログラムにおける理論的構築について、野外教育学および心理学の両側面から検討した。また、体験学習プログラムについて、海洋スポーツにおけるコミュニケーション促進プログラムのレビューを行った。さらに、コミュニケーションスキル獲得として、野外教育における心理社会的効果レビューおよび障害児・者を対象とした野外・体験教育におけるコミュニケーション効果のレビューを行った。さらに、研究方法論として、日常生活への汎化の質的側面・量的側面からの検証方法について検討した。 加えて、野外教育の体験学習に関連した国外・国内の研究動向を調査した。国外では、米国(National Recreation & Park Association Conference ; Cooper Institute Conference ; Association for Experiential Education Conference)および英国(Outdoor Education Research Conference)におけるコミュニケーションスキル関連研究の情報収集を行った。国内では、日本野外教育学会、日本教育心理学会にて情報収集を行った。 最後に、企画推進会議および国外・国内の研究動向の調査を踏まえ、野外教育の体験学習によるコミュニケーションスキル獲得に関する大型研究プロジェクトを策定した。本研究プロジェクトは、学際的視点に基づき、体系的に研究を遂行するところに大きな特徴がある。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)