ロディアポリス遺跡の葬祭礼施設における文字・図像・空間情報の復元
Project/Area Number |
18632005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Historical studies in general
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
浦野 聡 立教大学, 文学部, 教授 (60211778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深津 行徳 立教大学, 文学部, 教授 (70208916)
横山 晋一 ものつくり大学, 技能工芸学部, 助教授 (20406614)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Keywords | 古代都市 / ギリシア・ローマ / 公共空間 / 墓所遺跡 / リキア / パンヒュリア / ピシディア |
Research Abstract |
本研究は、小アジア、リキア地方の古代ローマ時代の遺跡、ロディアポリスに焦点を絞り、その公共空間の一つの焦点を形成していたと想定される2世紀の大名望家オプラモアスという個人の墓所施設の、公共空間の中における復元を目指した。これに対し、現地でアクデニス大学のネブザト・チェヴィク教授のグループが申請者の研究グループに先行してこの計画とは独自に発掘許可を得、わずか1シーズンにおける目覚しい発掘作業により、オプラモアスの墓所をめぐる公共空間の構造についての私たちの知見を大幅に増加させた。申請者のグループがチェヴィック教授のグループの発掘調査後に行った9月の調査では、アゴラや劇場からなるこの都市の公共空間の規模が従来想定されていたよりはるかに大きかったことのみならず、その空間が、リキア・パンヒュリア地方の大多数の都市におけるのと同様、贈与慣行の廃れた初期ビザンツ時代に至るまで、公共建築物の躯体や石材の再利用、あるいは破砕(コンクリート製造のため)を伴いつつも、再編成の上、一貫して維持されていたことが明らかになっている。 その一方、もはや申請者の研究グループに発掘調査権のないロディアポリス遺跡に代わる遺跡を絞り込む作業も平行して行った。これにはアンタリヤ、アクデニス大学准教授タネル・コルクート氏と共同で行うべきシリオン遺跡表面調査・研究の計画立案、打ち合わせを9月以降、継続して行う一方、都市の空間構成の比較検討の視野を広げるため、12月に小アジア、パンヒュリア、ピシディア地方の遺跡のみならず、3月にローマ化の影響が強かった北アフリカの遺跡調査も行った。 計画にあった報告書については、2007年9月末をめどに、私費にて刊行予定。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)