Project/Area Number |
18638006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Boundary agriculture
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
稲村 達也 京都大学, 農学研究科, 助教授 (00263129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
縄田 栄治 京都大学, 農学研究科, 助教授 (30144348)
塚口 直史 石川県立大学, 生産科学科, 講師 (40345492)
井上 博茂 京都大学, 農学研究科, 助手 (40260616)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 環境 / 水質 / 作付け強度 / 農業システム |
Research Abstract |
研究の遂行に必要な基礎資料を昆明市と日本の先進的事例(例えは、マザーレイク21計画)などから収集・整理した。そして、昆明市の関係機関との事前調整(2006年6月19日〜20日)およびてん池および8水系の現地調査(2006年9月18日〜22日、12月4日〜5日)を実施し、中国側共同研究者との情報交換のためのミニシンポジウム(2006年9月23日)を開催した。具体的な成果は、以下の5点である。 (1)1950年代からのてん池周辺における土地利用の変化を、アメリカ軍作成の土地利用図、ランドサット衛生画像などから推定した。 (2)てん池へ流入する8水系において、農業的土地利用・栽培技術・作付体系の現状及び変遷に関する調査を行った。 (3)8水系の河川水を採取し河川水の全窒素・全燐酸濃度を測定し同時に測定した河川の流量から負荷量を推定した。 (4)現地調査などによって得られた情報を元に、(1)の土地利用図の整合性を判断した。 (5)てん池周辺地域における農業的土地利用と栽培管理の現状、市街地の拡大による水質汚染の程度などから、伝統的農業による農業水系の資質浄化の可能性を検討した。
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