AND-ORグラフを用いるデータモデルとその操作系,制約記述系に関する研究
Project/Area Number |
18650021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田島 敬史 Kyoto University, 情報学研究科, 准教授 (60283876)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | AND-ORグラフ / 正規パス式 / タグの意味 / タグの役割 / 自動判定 / 検索処理 / ランキング / キーワード検索 / 最小化 / 正規化 / Webサービス / 表 / テーブル / データモデル / 複合セル / 検索 / 類似度 / 標準形 / 定規形 |
Research Abstract |
昨年度までに行っていたグラフデータの検索処理の効率化に関する研究について,詳細な実験を行い,その結果を雑誌論文にまとめて発表した.また,昨年度までは対象とする検索の種類として,子供・子孫問い合わせのみを考えていたが,これを任意の正規パス式に拡張する方式について研究を行い,与えられたグラフを,各エッジラベルのみを含む部分グラフにあらかじめ分割して保存することによって,効率的に正規パス式による検索を処理する方式を開発した.また,現実に使われているグラフデータの中には,意味的にはAND-ORグラフを表現しているが,どの部分がANDでどの部分がORかが明示されていないようなデータが多数ある.そこで,そのようなデータの例として各種アプリケーションで使用されるXML文書データを想定し,任意のXML文書データに対して,そのアプリケーションによって与えられている各ラベルの意味に関する知識を前提とせずに,どのラベルがANDを表しており,どのラベルがORを表しているかを判定する手法を開発した.本手法は,XML「文書」データに対象を限定しており,その中に含まれるテキストデータ部分を解析して,タグの前後に出てくる品詞などの情報に基づいて各タグの役割を推定する.また,このようなXML文書データに対して複数のキーワードによる検索を行った際に,各キーワードが出現する位置とそれらの間に現れるタグの役割に基づいて解のランキングを行う手法についても開発した.
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)