ナノパターン化表面と振動分光を組み合わせた細胞表面の極近傍の情報を得る計測法の構築
Project/Area Number |
18650117
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
山本 貞明 Hokkaido University, 創成科学共同研究機構, 特任教授 (20374720)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | ナノ材料 / ナノバイオ / 細胞・組織 / トポロジー |
Research Abstract |
ナノサイズのハニカムフィルム作成と構造評価 ナノサイズの孔径を持ったハニカムフィルムは、より厚さが薄くなる。これによって細胞-プリズム表面間距離を現象させ、細胞表面の情報の割合を増やす。そのため、温度、湿度、溶液の表面張力あるいはキャスト液膜の厚み等を検討し、ナノサイズの孔径を持ったハニカムフィルムを再現性よく作製できる条件を見出し、フィルムを作成した。 細胞培養下の反射赤外分光測定、表面増強反射赤外分光測定 すでに、ハニカムフィルムの細孔径が細胞の接着形態、増殖性、分化、機能に影響を与えることを見出している。例えば、血管内皮細胞を生分解性ポリマーからなるハニカムフィルム上で培養すると、特定の細孔サイズのときに増殖性が高まることを見出している。フィルムの細孔径と形状を変えて血管内皮細胞を培養する。細胞培養中、細胞で作りだされるタンパク質など産生物質(Y)の同定を行う。物質Xを先端に付けたアルカンチオールの自己組織化(SAM)によってシリコンプリズム表面に物質Xを付与し培養環境下での物質(X)の細胞による取り込まれる様子を表面感度のより高い表面増強反射分光法で調べた。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)