光コヒーレンストモグラフィによる末梢血管系の動態イメージングと臨床診断応用
Project/Area Number |
18650120
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
春名 正光 Osaka University, 医学系研究科, 教授 (20029333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 直人 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (10261992)
近江 雅人 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60273645)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 光コヒーレンストモグラフィ / ダイナミックOCT / 動態機能解析 / 末梢血管系 / 血管ダイナミクス / 動態機能検出 |
Research Abstract |
我々は既に>2フレーム/秒をもつダイナミックTD-OCTを実現している。本年度はこのTD-OCTに加え、さらに>20フレーム/秒の高速走査ができる光周波数掃引方式OCT(SS-OCT)を併用して、小動脈・小静脈の動態観察を行った。 1)ダイナミックTD-OCTを用いて、下肢温浴などの局所加温によって変化する小動脈・小静脈の反応を動態観察、分析した。 2)光到達深度の優れたSS-OCTを用いて、ヒト指関節部付近の小動脈を描出して、その断面積の時間変化を20msの時間分解能で測定し、心拍に同期した脈波を測定した。 3)SS-OCTを用いて、ヒト指末梢血管系の3次元イメージを構築し、動脈と静脈が錯綜する末梢血管系の実態を把握した。 4)空間分解能<6μmの0.9μm帯SD-OCTを用いて、平滑筋を含む血管壁の層構造を観察を試みた。さらに、細動脈と細静脈の識別を試みた。 5)以上の一連の実験結果をまとめて、ダイナミックOCTが末梢血管系のダイナミクスを解明する有力なツールであることを実証した。さらに、定量的な血管の老化予測、末梢血管系の代謝不全など、具体的な臨床診断法を検討しつつある。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)