Project/Area Number |
18650137
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
浅野 茂隆 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50134614)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 仁 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40361670)
張 弘 先端科学健康医療融合研究機構, 講師 (20392384)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Keywords | 遺伝子改変自己好中球 / 分子イメージング / G-CSF / 細胞障害性エフェクター分子 / 輸送担体 |
Research Abstract |
好中球系細胞は高い運動能と炎症部位への指向性から抗体などの既存の薬剤では到達が困難な疾患深部への迅速な治療手段の送達を可能にする。また極めて安全性の高い生分解性輸送媒体であり、治療手段を疾患部位に輸送した後速やかに自己融解する理想的な薬物送達システムである。この目的を実現する手段としてまず好中球系細胞を特異的に蛍光標識してその標的組織中での動態を視覚的に追跡可能とする事を試みた。造血幹細胞の代替としてG-CSFにより好中球系細胞に分化する事が知られる32Dcl3細胞を用いCMVプロモータの下流にGFPを導入したプラスミドベクターの導入を検討した。遺伝子導入後G418耐性を指標として安定的遺伝子導入森の選別を行い、800ug/mlのG418で選択する事により容易にGFP標識32Dcl3細胞を得る事ができた。次に好中球分化に応答した発現を実現するべく好中球エラスターゼ(Ela2)のプロモータを用いた発現系の構築を行った。文献に記載されたmEla2プロモータの近位エンハンサー領域としてTATA配列から-100bpまでの約80bpの領域を化学合成してプロモータを持たないGFP(pTurbo-PRL)の上流に挿入し、得られたpmEla2-GFPを32Dcl3細胞に安定的に導入後G-CSFを用いて好中球分化の誘導を行ったが現在までのところGFPの良好な発現は得られていない。Ela2が構成的に発現しているU937を用いた場合にも同様に発現が認められない事からさらに長い領域をプロモータとして用いるべくヒトゲノムDNAを鋳型に約2kbのEla2プロモータ断片をPCRクローニングした。塩基配列の確認が取れ次第pTurbo-PRLへの挿入に進む予定。
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