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単クロン抗体を利用した低アレルゲン化ソバ粉の開発

Research Project

Project/Area Number 18650214
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Eating habits, studies on eating habits
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

大和 正幸  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助手 (90210492)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 友竹 浩之  飯田女子短期大学, 家政学科, 助教授 (90300136)
Project Period (FY) 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords単クロン抗体 / 高圧処理 / ソバ粉 / アレルギー・ぜんそく
Research Abstract

高圧処理したソバ粉のアレルゲンの変化を高感度に検出するため、ソバ粉の主要アレルゲン(24kDaタンパク質)に対する単クロン抗体を以下の手順で調製した。すなわち、ソバ粉から塩溶性タンパク質を抽出し、HPLCにより精製してそば粉の主要アレルゲンを単離した。次いで、精製したソバ粉主要アレルゲンをマウスに腹腔投与して免疫した。その後、常法によりその免疫マウス脾細胞とマウスミエローマ細胞を融合させてハイブリドーマを作製し、5%CO2の存在下、37℃で10日間培養した。さらにハイブリドーマ培養上清についてELISAやウェスタンブロッティングによって抗体価や抗原反応性を調べた後、限界希釈法によるクローニングを行うことにより、目的とするソバ粉主要アレルゲンに対する単クロン抗体2種(Bw10及び67と命名)を取得した。
ソバ粉の高圧処理による低アレルゲン化を検証するため、まずソバ粉をアルミホイルで包み、オートクレープで100kPa、121℃で15分処理した。その後、公定法のソバアレルゲン検出用キットを用いて測定したところ、抗原性が低下していることが判明した。また、高圧処理ソバ粉を3%NaCl/リン酸バッファー(pH7.0)溶液で抽出して得られたタンパク質をSDS-PAGEで調べたところ、一部のタンパク質の低分子化が認められた。さらに、超高圧処理装置を用いて、70MPa、10〜30分処理した実験でも、オートクレープ処理の場合と同様な結果が得られた。今後、圧力の強さや処理時間をさらに細かく変化させて実験を重ねる必要があろう。また高圧処理ソバ粉ではタンパク質が変性して、水溶液への溶解性が低下しているため、抽出法の検討も合わせて必要である。

Report

(1 results)
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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