Project/Area Number |
18654091
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Petrology/Mineralogy/Science of ore deposit
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大谷 栄治 Tohoku University, 大学院・理学研究科, 教授 (60136306)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 眞 茨城大学, 理学部, 教授 (20142226)
寺崎 英紀 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50374898)
高山 和喜 東北大学, 学内共同利用施設等, 教授 (40006193)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | 地殻・マントル物質 / 固体地球物理学 / 岩鉱・鉱物・鉱床学 / 地球惑星内部構造 / 高温高圧 |
Research Abstract |
本研究では,火星阻石や月起源の隕石の構成鉱物の同定を行い,そこに含まれる鉱物に認められる衝撃組織,焼結組織を記載し,コンドライト隕石の衝撃溶融脈に認められる衝撃組織との違いを明らかにすることを目的にしている. 本年度は,本研究を実施するために,備品としてカーボンコーターを導入した.これによって,走査電子顕微鏡,EPMAの試料の蒸着が迅速簡便に行うことが可能になった.火星隕石(シャゴッタイト)の衝撃波組織の顕微鏡観察,走査電子顕微鏡観察,ラマン分光測定を開始した.さらに透過電子顕微鏡観察用にFIB(収束イオンビームシステム)を用いた隕石試料の加工法の確立を目指した.月火星隕石の衝撃波組織との比較を行うために比較的容易に手に入れることができるコンドライト隕石の衝撃波溶融脈中の衝撃波組織の詳細な記載方法の検討を行った.また,この衝撃波組織について,透過電子顕微鏡観察により,衝撃波による相転移相の組織観察と分析電子顕微鏡による組成分析を試みた.また,コンドライト隕石中のリン酸塩鉱物を用いて,衝撃年代が得られるか否かの予備的測定を広島大学の寺田博士の協力のもとで行なった.以上の実験によって,月・火星隕石の透過顕微鏡観察と微細スケールでの解析分析の方法がほぼ確立できた.
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)