電磁場時間軸任意制御による大電力誘導メゾプラズマ内反応場の協奏増幅
Project/Area Number |
18656084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
電力工学・電気機器工学
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
田中 康規 Kanazawa University, 自然科学研究科, 准教授 (90303263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上杉 喜彦 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (90213339)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 時間軸制御 / 熱プラズマ / 誘導プラズマ / 任意波形変調 / コイル電流 / インバータ / DCチョッパ / PWM制御 / チョッパ |
Research Abstract |
19.1 任意波形追随型変調熱プラズマ(AMITP)の可視光領域変化の高速度ビデオ測定 前年度維持に成功した任意波形追随型変調プラズマの可視光領域がどのように変化するのかを高速度ビデオカメラ観測により検討した。その結果,変調波形により様々な変化を見せることがわかり,変調波形により熱プラズマ自身に大きな擾乱を与え,変動できることが確認できた。 19.2 Ar AMITPの安定維持範囲の測定 AMITPはプラズマに擾乱を与えるため,一般にその維持は無変調の場合に比較して難しい。したがってその安定維持範囲を把握しておくことは運用上重要である。今回は三角波と矩形波変調の揚合について,電力15kW,Ar80slpmとした。圧力,SCLを変更してそれぞれの変調の場合について安定維持範囲を実験的に明らかにした。矩形波変調はいずれの場合についても三角波変調より維持しにくいことも確認できた。 19.3 AMITPの周波数,入力電力変化 AMITPはプラズマが大きく変動する。電源からみてこの大きな負荷変動に対しPLL制御で周波数を変更している。したがって周波数変化,入力電力変化などはプラズマ負荷変動に起因している。そこでコイル電流,電圧波形から周波数変動,入力電力変化を求めた。その結果,周波数,入力電力ともプラズマ変動に従い変動していることがわかった。特に周波数変化は以下に示すAr励起温度変化波形とほぼ相似の関係にあることが実験的にわかった。 19.4 AMITPのAr励起温度変化 任意波形追随の変化がプラズマの温度に対し変動効果があるのかをAr励起温度を測定することにより調べた。その結果,Ar励起温度も各変調波形に対して大きく変動し,条件によっては数千Kもの変動が生じていることがわかった。 19.5 AMITP用解析プログラムの開発 任意波形追随熱プラズマに対し解析できる電磁熱流体解析モデルを開発した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)