衛星画像等を用いた都市復興デジタルアーカイブズ構築に関する研究
Project/Area Number |
18656179
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural history/design
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
村尾 修 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (70292753)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤川 昌樹 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (90228974)
糸井川 栄一 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (80334027)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | Google Earth / デジタルアーカイブズ / 都市復興過程 / 江戸 / 東京 / 集集 / 古地図 / 衛星画像 / デジタル・アース |
Research Abstract |
〔江戸東京を対象とした都市復興アーカイブズの作成〕 異なる時代のアーカイブズから一貫した都市の脆弱性(建物倒壊危険性と延焼火災危険性)を定量化する重回帰モデルを構築することにより,丸の内地区と銀座地区の脆弱性の変遷を明らかにした.また両地区における20世紀の復興の経過を脆弱性の変遷を通して理解することを試みた.また,平成19年度までの研究成果を用いて,紙媒体から得られたこれらの情報をGoogle Earthをプラットフォームとしたデジタル媒体に変換し,復興デジタルアーカイブズとして再構築した.その結果,両地区における,建物倒壊危険量と火災危険量の変化,そして歴史的事象との関係について把握することができた.本研究では丸の内地区と銀座地区という比較的良好な都心部を対象にしており,木造密集市街地のような危険量の高い地区を扱ったわけではない.しかしながら,本研究で提案している重回帰モデルは,危険量の高い地域においても適用できるため,それらの地域に適用することにより,これまでの都市の開発が脆弱性にどのような影響を与えてきたのかあるいは影響を与えてこなかったのかを把握することができる. 〔台湾集集地震の復興に関するデジタルアーカイブズの作成〕 また,昨年度までに得られた1999年台湾集集地震による集集地区での復興過程のデータをすでに構築してある同地区の仮想都市に組み込む作業を実施した.それにより,地区の復興の流れをGoogleEarth上に再現できるようにしあげた. 以上の成果により,今後のデジタルアース時代における都市情報コミュニケーションのひとつの復興研究の可能性を示すことができた.これらの成果を研究成果を論文等にまとめ,国際会議,学会等にて発表した.
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)
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[Presentation] Recovery Curves and Digital City of Chi-Chi as urban recovery digital archives2007
Author(s)
Murao, O., Mitsuda, Y., Miyamoto, A., Sasaki, T., Nakazato, H., and Hayashi, T.
Organizer
2nd International Conference on Urban Disaster Reduction
Place of Presentation
Taipei, Taiwan
Year and Date
2007-11-28
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