Project/Area Number |
18658028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Plant nutrition/Soil science
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture |
Principal Investigator |
樋口 恭子 Tokyo University of Agriculture, 応用生物科学部, 准教授 (60339091)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | ヨシ / ナトリウム / カドミウム / グルカン / トランスポーター / デンプン粒 |
Research Abstract |
1.ヨシのNa動態 PETIS法によるNa動態の非破壊解析と、従来の放射性トレーサー実験による導管液中のNa動態解析を組み合わせ、ヨシが茎基部の導管からNaを回収する能力はイネに比べて格段に優れていることを定量的に証明した。 2.ヨシ茎でCdを結合するグルカン Cd処理したヨシ茎の細胞汁液中の可溶性グルカンの鎖長分布は、デンプンの分解産物とよく似ていることが分かった。また示差走査熱量分析により、Cd処理したヨシ茎に蓄積するデンプン粒は単一の性質のものではなく、糊化温度が異なる複数種類のデンプン粒であることが分かった。 3.ヨシ茎基部のデンプン粒とNa移行抑制の関係 短期のNaストレスにおいて、デンプン粒の存在はNa移行抑制にあまり関与していないと考えられるが、長期のNaストレスではデンプン粒の蓄積量とNa移行抑制率に相関があることが示唆された。
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