酵素デザインによるオンサイト芳香発生システムの開発
Project/Area Number |
18658036
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied microbiology
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Research Institution | Ishikawa Prefectural University |
Principal Investigator |
熊谷 英彦 Ishikawa Prefectural University, 生物資源環境学部, 教授 (70027192)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片山 高嶺 石川県立大学, 生物資源環境学部, 講師 (70346104)
南 博道 石川県立大学, 生物資源環境学部, 助教 (90433200)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | 芳香族アミン / 芳香族アルデヒド / 芳香族アミン酸化酵素 / 酵素による香り発生 / モノアミン酸化酵素 / 酵素による香り生成 |
Research Abstract |
本研究においては、芳香族アミンを微生物のアミン酸化酵素により芳香性のアルデヒドに変換することを主反応として利用している。そこで初年度ミクロコッカスのチラミン酸化酵素を大腸菌で構成的に高発現するシステムを構築し、本年度同酵素を大量精製し使用した。そして、フェネチルアミンに本酵素を作用させ、ヒヤシンスの香りとして知られているフェニルアセトアルデヒドの生成を確認した。試験管内で本反応により発生した芳香のパネラーによる官能テストを行い、基質量、酵素量や反応時間に関するデータの収集を行った。 他の芳香族アミンを基質とした場合も対応するアルデヒドが生成することを認めている。芳香族アミン類は、高価であるので、より安価な芳香族アミノ酸を原料とすることを考え、芳香族アミノ酸の脱炭酸酵素をバクテリアに検索し、現在二株のバクテリアにそれぞれ芳香族アミノ酸脱炭酸酵素の遺伝子と酵素を確認している。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)