共優性多型マーカー「複合マイクロサテライトアンカーマーカー」作製法の確立
Project/Area Number |
18658063
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
林学・森林工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
練 春蘭 The University of Tokyo, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (40376695)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宝月 岱造 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (10107170)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | マイクロサテライトマーカー / 複合SSRアンカーマーカー / 作製法 / 共優性多型マーカー / 複合SSRプライマー / 育種学 / 分子生態学 / 集団遺伝学 |
Research Abstract |
平成19年度は主に以下のような結果が得られた。 1)引き続き、以下の生物種を用いて作製法の汎用性を検討した。 樹木:カワクルミ 動物:クワノザイセイチュウ、カシノナガキクイムシ 草本:レンゲショウマ、フジアザミ クワノザイセイチュウを除き、他の全ての種から共優性で多型性の高い複合SSRマーカーが得られた。このことから、考案した共優性SSRマーカー作製法は極めて汎用性が高いことが示された。現在、他の研究グループにもこの方法を利用して短時間で多型性の高い複合SSRマーカー作製に成功した。 2)複合SSRマーカーが得るために、更に簡便な作製方法:inter-compound-SSR(ICSSR)法を考案した。この方法では、ゲノムDNAからICSSR領域を1回PCRで増幅し、sub-cloning後塩基配列を1回決定するだけて共優性多型マーカーを作製できる。この方法を用いて、アジアザミ、マテバシイ、ヌルデから多型性のあるSSRマーカをそれぞれ10、7、9座作製した。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)