Project/Area Number |
18658089
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Irrigation, drainage and rural engineering/Rural planning
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小林 晃 Kyoto University, 農学研究科, 准教授 (80261460)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木山 正一 京都大学, 農学研究科, 助教 (20293920)
山本 清仁 京都大学, 農学研究科, 助教 (60362430)
青山 成康 京都大学, 農学研究科, 教授 (20026561)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 弾性波探査 / 農業水利施設 / 健全度診断 / 打音法 / 水分分布 / コンクリート / 土構造物 / 非破壊検査 / 非破壞検査 / 遠隔地 / 無線LAN / 打音検査 / ダメージメカニクス / 劣化予測 / 赤外線カメラ / コンクリート構造物 |
Research Abstract |
1)弾性波探査手法の改良 弾性波の反射波の解析にインパクトエコー法を用いていたが,その基本的な精度を確認するために室内で土槽実験を行った。そして,より簡便に卓越周波数を探索できるように,手法を改良した。その結果,本提案手法は地盤内の水面位置を良い精度で推定できる可能性があることを確認した。 また,同様の手法を電磁波探査にも適用し,土構造物内の浸潤状況を精度よく推定できることを確認した。 2) 劣化による音響放出(AE)の状態変化の確認 構造物が荷重を受け,内部に微小亀裂が生じる際に放出されるAEの特性が,構造物が劣化すると変化することを,室内実験で確認した。構造物の劣化を模擬するために,EPSビーズを混入してモルタル内部を不均一とした。これにより,打音以外に,AE観測によっても構造物の劣化診断が可能となることがわかった。 3)打音結果の伝送システムの構築 開発した打音装置に小型PCを接続し,その結果をインターネットを介して伝送するシステムを構築した。外部では携帯電話を用いて,計測結果を即時に他所に伝送することが可能となり,携帯電話を介することにより,構造物に詳しくない人でも現地で詳細に検査できることが期待される。
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Report
(3 results)
Research Products
(19 results)