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プロテインチップとプロテオーム技術を用いた新自己抗体の網羅的探索

Research Project

Project/Area Number 18659290
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 膠原病・アレルギー・感染症内科学
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

上阪 等  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教授 (00251554)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮坂 信之  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30157622)
Project Period (FY) 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Keywordsプロテインチップ / 自己抗体 / 膠原病
Research Abstract

膠原病各疾患の患者血清中には、その疾患特有な自己抗体群が検出されることがある。この自己抗体を簡便に検出するために光固相化法を用いて、自己抗原プロテインチップを作成した。その結果、同じ自己抗原を用いれば、従来法と同程度の感度で、自己抗体を検出できることを確認した。一方、自己抗体によって認識されるペプチドエピトープは各疾患患者の特定の症状に関連性が高いことがある。そこで、症状・疾患特異的なペプチドを見つけることは、予後をある程度予測することや診断・治療に役立つと考えられる。そのため、光固相化法によるプロテインチップ技術を応用しタンパクの代わりにペプチドを固相化してチップを作成し、自己抗原のepitope mappingの開発を試みた。しかしながら、タンパクの代わりに自己抗原のcommon epitope peptideをチップ上に固相化して患者血清と反応させたところ、反応性が低かった。この原因が光固相化法を用いたことであるかどうかを確かめるために、使用したペプチドと患者血清の反応性を、従来の研究報告で陽性血清を確認することができたとされているELISA法を用いて確認した。方法は、光固相化チップの実験に用いたペプチドと患者血清を用い、抗原も同じものをプレートにコーティングし、あらかじめU1RNPタンパク抗原に対して陽性が確認されている患者血清と反応させた。その結果、少なくともU1RNP Cペプチドに関してはチップを用いた実験では陰性だった血清の一部がELISAでは陽性を示した。これらの結果から、今回用いた患者血清はU1RNP C peptideの配列を認識する自己抗体を含んでいると確認できた。したがって、光固相化法ではタンパクの代わりにペプチドを固相化することが、困難であると考えられた。光固相化法は、タンパクを固相原とする限りは、従来法に勝る簡便性をもった自己抗体検出検査法になると考えられる

Report

(1 results)
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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