胆汁中DNAメチル化プロファイルによる早期胆嚢癌診断法の開発
Project/Area Number |
18659388
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
宮崎 耕治 Saga University, 医学部, 教授 (30159173)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神谷 尚彦 佐賀大学, 医学部, 助教 (70404150)
北島 吉彦 佐賀大学, 医学部, 講師 (30234256)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 胆嚢癌 / メチル化 / メチル化プロモーターアレイ / 胆汁 / 早期診断 / DNAメチル化プロファイル / メチル化アレイ |
Research Abstract |
生体資料である胆汁の使用については臨床研究倫理審査委員会に申請し承認を得た。また、胆汁を採取する患者からはすべて臨床研究同意書による承諾を得ている。研究に使用する胆汁は当科入院の胆道癌患者術前の通常検査としてのERCPまたはPTCD施行中に採取し、現在30例ほど採取済みである。DNA抽出に関しては胆汁中の細胞は不安定であるため、当初は困難であったが、遠心法、DNA抽出法(QIAamp DNA Micro kit)を工夫することにより、現在は10mlの胆汁から平均で5ugのDNAの抽出が可能となった。MSPでバンドが出ることが確認できた。 抽出したDNAを用いて現在、胆嚢癌でメチル化が報告されている遺伝子(E-cadherin、p16、CHFR、RASSFlA、RUNX3、MGMT、hMLH1、DAPKなど)に対してMSPによりメチル化解析を行い、プロファイルを作成した。 これと並行して胆嚢癌細胞株4種類より抽出したDNAを用いて、メチル化プロモーターマイクロアレイ(AVIVA Systems Biology)により、胆嚢癌特異的にメチル化されている遺伝子を検索中である。アレイの実験は終了し、現在、データ解析中であるが、いくつかの遺伝子を検索中である。今後はこれらの遺伝子の発現をMSP、RT-PCRで再確認していく。これにより感度の高い遺伝子のリストを作成して診断能を高めうると考えられる。 今後は胆汁中DNAによりメチル化プロファルでの後ろ向き検証を行い。これが確認された後にこれらに遺伝子を搭載した独自のプロモーターアレイを作成していく予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(19 results)
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[Journal Article] Quantitative double fluorescence immunohistochemistry (qDFIHC), a novel technology to assess protein expression : A pilot study analyzing 5-FU sensitive markers tymidylate synthase, dihydropyrimidine, and orotate phosphoribosyl transferase in gastric canc2007
Author(s)
Kai K, Kitajima Y, Hiraki M, Satoh S, Tanaka M, Nakafusa Y, Tokunaga O, Miyazaki K
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Journal Title
Cancer Letters 258
Pages: 45-54
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Peer Reviewed
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