頭頚部癌患者における末梢血中微量癌細胞の同定法の開発と個別化癌治療への応用
Project/Area Number |
18659497
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
古屋 信彦 Gunma University, 大学院・医学系研究科, 教授 (80107606)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 元明 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30400740)
豊田 実 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (70344942)
高橋 克昌 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30326839)
工藤 毅 群馬大学, 医学部, 医員 (40419247)
近松 一朗 山梨大学, 医学部, 講師 (30301378)
櫻井 努 群馬大学, 医学部, 助教 (40334099)
坂倉 浩一 群馬大学, 医学部, 医員 (40400741)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | micrometastasis / real time quantitative RT-PCR / cytokeratin / CK-19 / papilloma virus / mcrometastasis / pailloma virus / cancer stem cell / CD44 / BMI1 |
Research Abstract |
進行頭頸部癌患者の末梢血液中の微量癌細胞の同定に関して、昨年度までは、末梢血液中の有核細胞を濃縮することで、CK-19の発現から検出を試みていた。実験レベルで10の6乗分の1個の癌細胞検出が可能だが、血液中から癌細胞は検出されなかった。今年度は、末梢血から直接RNAを抽出し、RT-PCRでCK-19遺伝子を増幅する方法を試みた。しかし、同様に癌細胞を末梢血液から検出することはできなかった。 中咽頭癌の病理組織標本からの、ヒトパピローマウイルス検出は、調べ得た7症例からはウイルスDNAを検出することはできなかった。ホルマリン固定標本からのPCRは、鋳型となる標的ウイルスDNAは200bp程度のごく短いものなので、DNAが断片化していたとしていても、問題ないと考えてた。PCR反応の阻害物質が、ホルマリン固定やパラフィン包埋などで試料に混入しているかもしれない。もしくは、中咽頭の発癌にはパピローマウイルスは関与していないのかもしれない。現在、新鮮な手術摘出標本を用い、PCR阻害物質が混入しない条件で、中咽頭癌組織にパピローマウイルスゲノムが混入していないが検討している。 折しも、子宮頸癌についてはパピローマウイルスが発癌に強く関わっている証拠が十分であり、ワクチンが承認され、子宮頸癌のリスクの高い人にワクチン接種することが認められた。中咽頭癌でもウイルス発ガンの可能性が示唆されれば、ワクチン接種で癌の予防が可能と期待される。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)
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[Presentation] NBI2009
Author(s)
豊田実
Organizer
日本喉頭科学会学術講演会
Place of Presentation
群馬
Year and Date
2009-03-25
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