Project/Area Number |
18659611
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | The University of Tokushima (2007) Hokkaido University (2006) |
Principal Investigator |
三留 雅人 The University of Tokushima, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (50261318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白川 哲夫 日本大学, 歯学部, 教授 (00187527)
菊入 崇 北海道大学, 大学院歯学研究科, 助手 (10322819)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 歯学 / 発生・分化 / 神経科学 / 脳・神経 / 神経幹細胞 / 歯髄細胞 / 乳歯 / 三叉神経脊髄路核 / 孤束核 / ニューロン / アストロサイト / オリゴデンドロサイト |
Research Abstract |
最初に培養系において神経幹細胞の分化における歯髄細胞の影響を調べるために、EGF反応性神経幹細胞を培養した。神経幹細胞培養液からEGFを除去すると神経幹細胞は培養ディッシュの底面に接着し分化を始める。歯髄細胞が産生する栄養因子が神経幹細胞の分化に与える影響を調べるために、歯髄細胞を培養した培養液を加え、分化動態への影響を検討した。歯髄細胞培養液を加えた群では、神経幹細胞は速やかに分化を開始した。分化後、神経幹細胞がどのような神経細胞に分化したかを調べるために、ニューロンのマーカーであるβ-チューブリンおよびアストロサイトのマーカーであるGFAPの抗体で免疫染色をすると、歯髄細胞培養液を加えた群では、有意にニューロンに分化する割合が増加した。次に神経幹細胞と歯髄細胞を共培養すると、歯髄細胞の増殖速度が有意に上昇し、二種類の細胞が相互に混じり有りながら細胞間ネットワークを形成することが、観察された。以上の結果から神経幹細胞と歯髄細胞は相互に影響しながら新しいネットワークを形成し、分化能や増殖能などの性質の変化に影響を与えている可能性が示唆された。現在、GFPマウス由来歯髄細胞をマウスの脳内に移植すると側脳室周辺で歯髄細胞が生存することが確認されている。今回、マウス歯髄を脳内神経幹細胞が存在している延髄孤束核に移植し、脳内での歯髄細胞の生着を確認しており、生着後どのようなネットワークを構成し、神経幹細胞へどのように影響するか調べている。
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