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心臓外科手術後患者の身体感覚とボディイメージに焦点化した看護介入の開発とその評価

Research Project

Project/Area Number 18659660
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

藤崎 郁  阪大, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30285358)

Project Period (FY) 2006 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords医療・福祉 / 看護学 / 周手術期看護 / ボディイメージ / 身体感覚 / ボディワーク / ボディーマインド・セラピー / 心臓外科手術リハビリテーション / 臨床 / 術後リハビリテーション / 心臓外科手術
Research Abstract

本研究の目的は、臓外科手術を受ける患者の身体感覚とボディイメージに焦点化した看護問題を明らかにし、それに対するケアの可能性について検討することである。初年度の成果を踏まえ、19年度は、心臓外科手術の症例を多く手がける臨床現場に研究者が出向いて看護師たちの協力を仰ぎ、フォーカスグループインタビューによって複数の専門家たちの意見を同時に収集するとともに、実際の心臓外科手術患者の術後患者16名(18年度からの協力者を含む)の協力を仰ぎ、術後のボディイメージの異常や長期化する身体感覚の異常の有無およびその性状について、具体的かつ詳細な聞き取り調査を行った。
その結果、ボディイメージへの看護介入プログラムの効果を証明するアウトカムとしては、大きく分けて、「生理学的指標」と「精神的な苦痛や辛さ」の2つの方向性が、数値として測定可能であることが示唆された。
生理学的指標としては、術後1〜2日目における無気肺および肺炎の発生率と、末梢による動脈血酸素飽和度(SpO_2)の測定値の改善の速さの2つが、有力な候補として挙げられた。
また一方で、患者自身しかわからない精神的苦痛や辛さについては、主観的健康を測定する信頼性・妥当性の確立した尺度を用いることで、十分に測定可能であろうということも確認された。それと同時に、協力を申し出てくれた有志によるパイロットテストの結果を通じて、そのような患者の主観的な苦しみや辛さに対しては、呼吸法とイメージ療法を中心とするボディワークおよびメディテーションの組み合わせが、介入として有効ではないかという仮説が有力となった。
来年度は、そういった介入を、どう「看護プログラム」として確立できるかを丁寧に検討し、その効果を上記の変数をもとに、できれば対照群を設定して測定していく予定である。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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