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地域に居住する成人期の知的障害者のための(簡易版)ヘルスアセスメントモデルの開発

Research Project

Project/Area Number 18659687
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Community health/Gerontological nurisng
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

金 壽子  Tokyo Metropolitan University, 健康福祉学部, 准教授 (60279776)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords知的障害者 / ヘルスアセスメント / フィジカルアセスメント / 健康管理 / 障害者歯科 / 健康診断 / 検査
Research Abstract

平成19年度は、ヘルスアセスメント項目の中には詳細には組み込まれていないが知的障害者の健康をアセスメント項目として必須とされる歯科について、障害者の歯科診療を実践している歯科医師に診療時の対応等について面接を通し情報収集を行った。歯科診療時の関わりについて、障害者であっても歯科治療を受けるための何らかの潜在的能力を生み出すこと、患者にとって何が最も好ましいか、より安全性が高いかに選択の基本がおかれること、一人ひとりの個性を大切に肯定的に受け止め、状況に合わせて達成しやすい課題の設定・手順の方法の具体化の重要性が示された。また、実際の診療ではコミュニケーションカードや治療器具の紹介(Tell:説明し音を聞かせる、Show:視覚でとらえさせる、Do:実際にさわってもらい、ロの中に入れた後、それを知覚する時間、機会をもつ)、スケジュール管理、刺激の抑制など診療室での工夫に加えて、障害児者の歯科診療に関わる医療者にとって診療を受けにきた障害者に対してTender Loving Careが重要であることを確認でき、ヘルスアセスメント実践時に対象者の潜在的な能力を踏まえ、より障害者の個別の状況を把握する必要性が示された。これを受けて、潜在的能力を把握するために、実際に地域に居住する知的障害者および家族に普段の生活状況のなかで健康管理方法について面接調査を行った。その結果、就業しており健康管理を自己で実施している場合や就業先の健康診断で健康管理をしている場合、掛かりつけ医師や近医に受診しているが事前に家族より医療者に状況の説明を行って受診を受けている現状が明らかとなった。健康状態の把握のなかで、ヘルスアセスメントの問診部分の部分に当たる本人の訴えについては本人も訴えにくいあるいは訴えられない場合があり情報収集が困難で、日常的な変化を家族が察知し受診につながる場合もあった。よって、ヘルスアセスメントの問診部分については、家族の知れ得た健康状況を記録化し、データの蓄積をした上でヘルスアセスメントを実施していく必要性が示された。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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