MPU陰関数曲面による3DCGのための基盤ソフトウェアの構築
Project/Area Number |
18700107
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
|
Research Institution | The University of Tokyo (2007) The Institute of Physical and Chemical Research (2006) |
Principal Investigator |
大竹 豊 The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 講師 (50425617)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
|
Keywords | 陰関数曲面 / GPUレンダリング / MPU法 / コンピュータグラフィクス / 3次元形状処理 / MPU陰関数曲面 |
Research Abstract |
現在の3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)分野において,表面形状を表現するための主流の方法はポリゴンによる表現であるが,湾曲した形状の高精度な表現や,計算処理における取り扱いの煩雑さなどの問題がある.当該研究においては、それらの問題を解決する手段として、近年開発されたMPU陰関数曲面による形状表現を用いて3DCG技術の基盤となる手法の研究開発を目的とした.開発された技術は,特に3DCGアプリケーションを作成する研究者にとって有用なものである. 平成19年度は下記の3つを行った. (1)陰関数曲面による形状データの圧縮 近年におけるCT装置の普及により,形状を表現する際には,表面データのみでなく同時に物体の内部(ボリュームデータ)を利用する需要が高まりつつある.また,表面スキャンの高速化により時間の経過と共に変化する形状データを取り扱う場合も多い.これらのアプリケーションにおいての大きな問題点の一つは,データ量が膨大ということである.そこで,当該研究においては,陰関数曲面を用いてこれらのデータを少ないデータ量で表すための検討実験を行った.結果は,概ね良好であり、今後の研究により実用化を目指す. (2)GPUによる陰関数曲面の高速レンダリング 昨年度に引き続き,陰関数曲面により表現された形状を高品質かつ高精度にレンダリングする手法の更なる改良を行った.アルゴリズムの見直しを行い,無駄を省くことにより,パフォーマンスの向上が得られた.
|
Report
(2 results)
Research Products
(7 results)