Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Research Abstract |
平成19年度は,加速度脈波解析統合システムの作成において,ファジィ・ニューラルネットワークソフトウェアによる加速度脈波解析統合システムの運用とハードウェア化の枠組みの作成が今年度の課題であった. 加速度脈波解析統合システムの運用に関しては、昨年度完成したが今年度は時間の都合とソフトウェアの不具合があり運用できなかった。今後デバッグを行い運用していきたい。次にハードウェア化の枠組みの作成であるが,本研究では自己組織化マップを用いた加速度脈波による健康診断装置の開発を行った.表示には液晶パネル,信号処理部には当初FPGAを考えていたが,より開発しやすいEMP-ARM9を用いた.また,HSB表色系からなる色を用いた新しい自己組織化マップの表示方法を考案した.テストデータで動作確認を行い,加速度脈波の解析・分類が行えることを確認した. 今後の課題として,まだ,ファジィ・ニューラルネットワークソフトウェアをハード的に組み込んでいないのでその実装を行う.また,加速度脈波を分類する上で,脈波の切り出し等,前処理を行わなければならないが,脈波1波長分の時系列をそろえる作業を組み込む.加えて加速度脈波検出装置の追加や健康状態の時間的推移表示機能の追加が挙げられる.また,HSB表色系以外のカラーモデルによるマップの作成を行い,HSB表色系との比較を行う必要があると考えている.液晶パネルについても,タッチパネルの機能を所有しているのでタッチパネルを有効に利用していきたい.
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