ヒト間葉系幹細胞の分離・同定とIn vivo組織修復機能の解明
Project/Area Number |
18700430
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
馬渕 洋 Keio University, 医学部, 嘱託(非常勤) (50424172)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | ヒト間葉系幹細胞 / フローサイトメーター / 再生医療 / 細胞治療 / 幹細胞生物学 / 細胞医療 |
Research Abstract |
本課題では細胞表面抗原マーカーを指標にフローサイトメーターによる幹細胞の分離を行い、骨髄から取り出したばかりの新鮮な間葉系幹細胞を対象とした、in vivoにおける生着能および分化能を明らかにすることを目的とした。 (1)ヒト骨髄細胞を対象として間葉系幹細胞に特異的な表面抗原のスクリーニングを行い、数種類の抗原マーカーを報告した。また、スクリーニングで得られた分離マーカーの比較検討を行った結果、フローサイトメーターにて分離した細胞群中の6個に1個という高頻度で線維芽細胞コロニー形成能を示し、長時間(2ヶ月以上)の培養によりEx vivo増幅が可能であった新規のマーカーを同定した。また増幅後に得られた細胞は、間葉系幹細胞の特徴の一つでもある骨・軟骨・脂肪への分化能を示した。(ヒト間葉系幹細胞濃縮方法:特許出願平成19年9月6日) (2)間葉系幹細胞を特異的に認識するマーカーを元に、分離した間葉系幹細胞をNOGマウスに移植した。 NOGマウス中に移植細胞(ヒト細胞)の存在が確認され、5ヶ月以上にわたり生存が確認された。また、間葉系幹細胞にレンチウイルスを用いて、ルシフェラーゼ遺伝子を導入することが可能であった。移植した細胞の発光を指標に高感度CCDカメラによってin vivo での間葉系幹細胞を観察することができた。この技術の開発により、体内のヒト間葉系幹細胞の動態、または可視化を行うことが可能となり、慢性疾患に対する間葉系幹細胞を用いた細胞療法の有効性・安全性について基礎的な解析ができると考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)
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[Journal Article] Two distinct stem cell lineages in murine bone marrow2007
Author(s)
Yoko Koide, Satoru Morikawa, Yo Mabuchi, Yukari Muguruma, Emi Hiratsu, Kohji Hasegawa, Makoto Kobayashi, Kiyoshi Ando, Kentaro Kinjo, Hideyuki Okano, Yumi Matsuzaki
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Journal Title
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