高脂肪食誘導性肥満マウスにおける免疫機能とaging
Project/Area Number |
18700626
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Eating habits, studies on eating habits
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Research Institution | National Institute of Health and Nutrition |
Principal Investigator |
佐藤 夏子 (三戸 夏子) National Institute of Health and Nutrition, 食品保健機能プログラム, 特別研究員 (30398888)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 肥満 / 老化 / 高脂肪食 / 炎症 / 免疫 / ケモカイン |
Research Abstract |
老化における肥満の影響を明らかにするために,高脂肪食誘導性肥満マウスを用いた検討を行った。実験には食餌性の肥満モデルに適したC57BL/6マウス(雌)を用いた。5週齢から1年9ヶ月齢まで高脂肪食で飼育した老齢A群,5週齢から6ヶ月間高脂肪食で飼育した後に普通食に戻し,1年9ヶ月齢まで飼育した老齢B群,5週齢から1年9ヶ月齢まで普通食で飼育した老齢C群を設定した。また若年コントロールとして7週齢のC57BL/6マウス(雌)を老齢群と同時期に解剖した。老齢A群及びB群は老齢C群と比較して著名な体重増加を示した。老齢B群は普通食に切り替え後は老齢C群と同レベルまで体重が低下した。その後解剖時まで老齢C群と同レベルの体重変化を示した。老齢A群は1年6ヶ月齢までは体重が増加したが,その後急激に低下した。 老齢B,老齢C,及び若齢群の3群の比較では,解剖時の体重,体重あたりの肝臓,腎臓,及び副腎重量は老齢B群及び老齢C群は若齢群より有意に高値を示したが,老齢B群及び老齢C群間に有意な差は認められなかった。しかしながら,体重当たりの腹膜下脂肪組織重量は老齢B群が老齢C群及び若齢群と比較して有意に高値であった。血糖値は3群間に有意な差は認められなかったが,血清インスリン濃度は老齢群で有意に高値を示した。血清CRP,MCP-1においても老齢群は若齢群と比較して有意に高値であった。一方FRAS4によって測定した酸化ストレス度は老齢C群と若齢群では有意な差を認めなかったが,老齢B群が若齢群より有意に高かった。また血清レプチン及びMIP-2は老齢B群が老齢C群及び若齢群と比較して有意に高値であった。これらの結果から,加齢により,血中の炎症因子やケモカインの産生が亢進することが示された。また,若年期の肥満は老齢期における炎症因子やケモカインの産生に影響を及ぼす可能性が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)