自己組織化ナノ構造構築とトップダウンアドレッシングを融合する多機能人工ペプチド
Project/Area Number |
18710105
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Nanomaterials/Nanobioscience
|
Research Institution | Japanese Foundation For Cancer Research |
Principal Investigator |
佐野 健一 Japanese Foundation For Cancer Research, 癌研究所・蛋白創製研究部, 研究員 (80321769)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
|
Keywords | ナノバイオ / 自己組織化 / バイオテクノロジー / 半導体微細化 / バイオリアクター |
Research Abstract |
本申請は、自己組織化を利用したボトムアップ・ナノ構造構築における問題点である「アドレッシング」を、無機材料結合ペプチドの特異的結合能を利用したダイレクトパターンニング法(DP法)により解決し、続いてBioLBL法により「アドレッシング」に従ったナノ積層構造体形成法、DP-BioLBL法の開発を目指すものである。本年度は、トップダウン法である電子線リソグラフィーによってチタンと白金をナノスケールでアドレッシングした基板を用いて、DP法をおこない、続いてBioLBL法による積層化をおこなった。形成された構造体の走査型電子顕微鏡像から、X-Y面でナノスケールのアドレッシングに沿った積層構造が観察され、さらに断面像の透過形電子顕微鏡による解析からz軸方向においても、プログラム順に正しく積層膜が形成されていることを確認した。このことは、自己組織化ナノ構造構築とトップダウンアドレッシングの融合技術であるDP-BioLBL法の開発の成功、すなわち、従来法では困難な作りたいところに作りたいナノ構造をボトムアップに作製する技術開発という目標を達成した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(9 results)