曖昧性と不確実性を同時に含む環境下での戦略型非協力ゲームに関する研究
Project/Area Number |
18710133
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
片桐 英樹 Hiroshima University, 大学院・工学研究科, 准教授 (40325147)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
|
Keywords | ファジィランダム変数 / ゲーム理論 / 非協力 / 非協力ゲーム |
Research Abstract |
1. 曖昧性と不確実性を同時に含む環境下でのn人非協力ゲーム 18年度の成果を拡張し,プレイヤーが3人以上存在する場合のn人非協力ゲームに対して均衡解の定義と計算の方法を与え,ごく簡単な数値実験を行った. 2. 感度分析による解析的な影響分析 曖昧性や不確実性の度合いの変化が最適反応戦略や均衡解に与える影響について理論的かつ定量的に考察するために,ファジィランダム変数を特徴付ける正規分布の平均と分散のパラメータやメンバシップ関数における広がりのパラメータに関して感度分析を行った.具体的には,18年度の研究成果により均衡解はある非線形計画問題の最適解として導出されるため,非線形計画における感度解析の手法を適用した. 3. 数値実験による影響分析 1. で行った応用問題に対してもパラメータを変化させて数値実験を行い,最適反応戦略や均衡関係への影響を明らかにした.
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)