A study of the structure and the preference of community that cause change of dialects

• Project/Area Number: 18720116
• Research Category: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Research Field: Japanese linguistics
• Research Institution: Akita University
• Principal Investigator: HIDAKA Mizuho Akita University, 教育文化学部, 准教授 (80292358)
• Project Period (FY): 2006 – 2008
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2008)
• Budget Amount: ¥3,560,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2008: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000); Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
• Keywords: 言語学 / 国語学

Research Abstract

地域社会の構造と志向性が「フィルター」となって、独自の方言変容を生じる現象について、各地の事例を収集し分析した。方言の体系変化に関与する「フィルター」の働きを明らかにし、さらに、現在地域社会で活発に行われる方言の活用が、方言変容にどのように関与するかという観点での考察を行った。

Research Products

• [Journal Article] 秋田における「県民性」言説の創出と再生産 (2009)
  • Author(s): 日高水穂・石沢真貴・近藤智彦
  • Journal Title: 秋田大学教育文化学部紀要 人文科学・社会科学部門 第64 集
  • NAID: 110007092973
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 秋田における「県民性」言説の創出と再生産 (2009)
  • Author(s): 日高水穂・石沢真貴・近藤智彦
  • Journal Title: 秋田大学教育文化学部紀要人文科学・社会科学部門 64 Pages: 51-61
  • NAID: 110007092973
• [Journal Article] 「そこに車を止めればダメです」-標準語と方言の意味のずれ (2008)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 月刊言語 37巻10号 Pages: 44-51
• [Journal Article] 方言形成における「伝播」と「接触」 (2008)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 山口幸洋博士の古希をお祝いする会『方言研究の前衛山口幸洋博士古希記念論文集』 Pages: 425-442
• [Journal Article] 文法化理論から見る『方言文法全国地図』-「とりたて否定形」の地理的分布をめぐって- (2007)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 日本語学:方言文法全国地図をめぐって 26 巻11 号
• [Journal Article] 文法化理論から見る『方言文法全国地図』-「とりたて否定形」の地理的分布をめぐって- (2007)
  • Author(s): 日高, 水穂
  • Journal Title: 日本語学 26巻11号 Pages: 92-100
• [Journal Article] 文法化の地域差-「のこと」からコト・トコ類への文法化と地理的分布- (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 日本語学 25 巻9 号
• [Journal Article] 文法化の地域差-「のこと」からコト・トコ類への文法化と地理的分布- (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 日本語学 25巻9号 Pages: 58-65
• [Journal Article] 地図にみる方言文法 東の方へ(行け) (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 月刊言語 35巻12号 Pages: 28-31
• [Journal Article] 地図にみる方言文法(孫に本を)やった、(犬に餌を)やった(か) (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 月刊言語 35巻12号 Pages: 68-71
• [Journal Article] 秋田方言の親族語彙の体系変化に見られる非対称性 (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 日本のフィールド言語学-新たな学の創造にむけた富山からの提言-(真田信治監修/中井精一・ダニエル ロング・松田謙次郎編)(桂書房) Pages: 206-220
• [Journal Article] 「のこと」の機能-話しことばにおける新しい格表示- (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: 仁田義雄先生還暦記念論文集 日本語文法の新地平(形態論・文核編)(くろしお出版) Pages: 83-101
• [Journal Article] 文法化 (2006)
  • Author(s): 日高水穂
  • Journal Title: シリーズ方言学2 方言の文法(小林隆監修)(岩波書店) Pages: 181-219
• [Presentation] 現代方言とフォークロリズム-秋田の事例から- (2009)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本言語学会(「危機言語」小委員会)主催公開シンポジウム「日本のなかの危機言語-アイヌ語、琉球語、本土方言-」
  • Place of Presentation: 東京大学
  • Year and Date: 2009-03-14
• [Presentation] 現代方言とフォークロリズム-秋田の事例から- (2009)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本言語学会「危機言語」小委員会主催公開シンポジウム
  • Place of Presentation: 東京大学
  • Year and Date: 2009-03-14
• [Presentation] 敬語と授与動詞の運用に関わる現場性制約-日本語諸方言の対照研究の観点から- (2008)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本語文法学会第9 回大会「シンポジウム「ダイクシス」
  • Place of Presentation: 甲南大学
  • Year and Date: 2008-10-18
• [Presentation] 敬語と授与動詞の運用に関わる現場性制約-日本語諸方言の対照研究の観点から- (2008)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本語文法学会(第9回大会)
  • Place of Presentation: 甲南大学
  • Year and Date: 2008-10-18
• [Presentation] 方言差を生じる言語変化の促進力と抑制力-方言差再生産のメカニズム- (2007)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本方言研究会第84 回研究発表会
  • Place of Presentation: 関西大学
  • Year and Date: 2007-05-25
• [Presentation] 方言差を生じる言語変化の促進力と抑制力-方言差再生産のメカニズム- (2007)
  • Author(s): 日高水穂
  • Organizer: 日本方言研究会(第84回研究発表会)
  • Place of Presentation: 関西大学
  • Year and Date: 2007-05-25
• [Book] 「方言形成における「伝播」と「接触」」山口幸洋博士の古希をお祝いする会『方言研究の前衛 山口幸洋博士古希記念論文集』 (2008)
  • Author(s): 日高水穂
  • Publisher: 桂書房
• [Book] 沖縄フィールド・リサーチII (2008)
  • Author(s): 島村恭則・日高水穂
  • Publisher: 秋田大学教育文化学部
• [Book] 沖縄フィールド・リサーチI (2007)
  • Author(s): 島村恭則・日高水穂
  • Publisher: 秋田大学教育文化学部
• [Book] 授与動詞の対照方言学的研究 (2007)
  • Author(s): 日高水穂
  • Total Pages: 354
  • Publisher: ひつじ書房
• [Book] 「秋田方言の親族語彙の体系変化に見られる非対称性」『日本のフィールド言語学-新たな学の創造にむけた富山からの提言-』(真田信治監修/中井精一・ダニエル=ロング・松田謙次郎編) (2006)
  • Author(s): 日高水穂
• [Remarks] ホームページ「沖縄フィールド・リサーチ」
  • URL: http://www.ipc.akita-u.ac.jp/~hidaka/web/okinawa/
• [Remarks] 沖縄フィールド・リサーチ(監修:日高水穂)
  • URL: http://www.ipc.akita-u.ac.jp/~hidaka/web/okinawa/