Project/Area Number |
18720183
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese history
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Research Institution | National Research Institute Cultural Properties, Nara |
Principal Investigator |
ICHI Hiroki National Research Institute Cultural Properties, Nara, 都城発掘調査部, 主任研究員 (00343004)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,410,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2008: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 飛鳥 / 藤原 / 木簡 / 官司運営 / 律令国家形成期 / 衛門府 / 門制 / 四面墨書木簡 / 召喚木簡 / 荷札木簡 / 飛鳥池遺跡 / 工房 / 飛鳥寺 / 大宝令 |
Research Abstract |
本研究は、飛鳥・藤原地域から近年多数出土した木簡の資料的検討をおこない、木簡を群として捉えることで、木簡を廃棄した官司の日常業務のあり方を復元し、ひいては、形成期における日本律令国家の特質を探ることを目指した。 資料的検討の結果は、「飛鳥・藤原宮発掘調査出土木簡概報」「木簡研究」などで速報的に報告することに加えて、これまでの検討結果を含めた木簡図録「飛鳥藤原京木簡1-飛鳥池・山田寺木簡」、「同2-藤原京木簡1」を刊行し、全部で3637点の木簡の釈文・解説を鮮明な写真とともに提示した。 官司運営の復元結果については、下記に示すような複数の論文にまとめ、公表している。 これらの成果をもとにして、最終年度に、拙著「飛鳥藤原京木簡の研究」(A5版600頁相当)の原稿を作成し、新年度に刊行する予定となっている。
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