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日本語書字につながる描線産出の習得過程「ストロークの単位」の成立から見た検討

Research Project

Project/Area Number 18730421
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational psychology
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

小森 伸子  Ritsumeikan University, 文学部, 講師 (70425015)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2007: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2006: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Keywords書字 / 幼児期 / 描画 / 読み書き発達
Research Abstract

本年度の研究目標は、幼児の身近な課題を通じて、ストロークの単位の成立に関して検討を行うことであった。研究に先立ち、日本語話者における書きの発達的な問題を明らかにするために、日本語話者の発達性読み書き障害についての先行研究を概観し、検討を行った。欧米における発達性読み書き障害は音韻の障害が原因と考えられているが、日本語の発達性読み書き障害は視覚の問題、視覚的形態認知の問題があると考えられる事例が存在し、報告されていることを指摘し、その概要をまとめた。しかしながら、視覚の障害のみで字形が崩れるのかどうかに関して詳しい検討が行われてはいないこと、視覚-運動面の関係、特に運動系の問題に関して詳細な検討が行われていないことを指摘した。
ストロークの単位の成立に関しては、前回と同じ紙への滲みの程度を指標とし、視写、なぞりの課題を提示して検討を行った。ストロークの単位が成立していないであろうと考えられる年少児を対象に、図形見本を提示し、白い紙にかくように指示した条件(視写条件)と、図形見本を提示し、見本と同じ図形が点線でかかれた紙を示し、その上にかくように指示した実験(なぞり条件)を行った。結果は、年少児においては、「なぞる」という課題理解自体が困難であり、余白の部分に同じ形を書く、点線と点線の間を塗りつぶすといったやり方が見られた。課題提示や教示に関して再考の必要性があることが明らかになった。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 日本語話者の発達性読み書き障害-障害から見る日本語の特性と問題の検討-2008

    • Author(s)
      小森 伸子
    • Journal Title

      foroPro研究会春筍 4(印刷中)

    • Related Report
      2007 Annual Research Report
  • [Journal Article] 幼児期の描線発達と「ストロークの単位」の成立との検討2007

    • Author(s)
      小森 伸子
    • Journal Title

      立命館文学 599

      Pages: 23-37

    • NAID

      40015406202

    • Related Report
      2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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