Budget Amount *help |
¥2,740,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Research Abstract |
本研究は,強磁場中性子星と星からなるX線連星パルサーからの鉄輝線の放射領域の決定、ならびに連続X線の放射メカニズムの解明を主目的とするものである。米国のX線天文衛星「RXTE」で観測した観測データをもとに,X線連星パルサーから放射する連続X線と鉄輝線の時間変動に着目し,クロススペクトルを用いた時間変動の解析を行った。鉄輝線放射領域については,Cen X-3,GX 1+4,Sco X-1の3天体に関して中性子星から〜109cm程度離れた領域から放射していることが分かった。連続X線に関しては、5つのX線連星パルサーにおいて,高いエネルギーの連続X線ほど,低いエネルギーの連続X線に比べ先に変動していることを突き止め、この傾向は暗いX線連星パルサーほど顕著であると分かった。この連続X線の時間変動は,従来の連続X線放射モデルでは説明ができない。本研究では,中性子星に降着する物質が,中性子星表面近くで作る高温のプラズマが、連続X線を放射しながら徐々に冷却する過程で,高いエネルギーのX線が先に放射するというモデルを提案した。ただし,まだ定量的なモデルの構築には至らっておらず,今後も引き続き研究を進めたい。
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