光触媒を反応場とする生理活性フェノール類の高感度計測システムの開発
Project/Area Number |
18750068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Analytical chemistry
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
轟木 堅一郎 Fukuoka University, 薬学部, 助教 (70341451)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
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Keywords | 光触媒 / 蛍光誘導体化 / HPLC / カテコールアミン / インドールアミン / 酸化チタン / カテキン / 誘導体化 / ポリフェノール |
Research Abstract |
微量成分を効率的に誘導体化するための光触媒酸化反応装置の開発と,本装置を利用した生理活性フェノール類の高感度・高選択的誘導体化分析システムの開発を目的に,本年度は以下の検討を行った。 1.生体試料中インドールアミン類分析システムの開発 前年度に作製した誘導体化分析用光触媒酸化反応装置を用いて,生理活性インドールアミン類(セロトニン及びその関連化合物)の分析システムを開発した。本システムにおいて,逆相HPLCにより分離されたインドールアミン類は,ベンジルアミンと混合後,アルカリ性条件下,光触媒反応カラム中で酸化反応することで460〜480nm付近に蛍光極大を持つ誘導体へと変換され高感度検出された。また,本システムを血清試料及び尿試料分析に適用することで,選択性と感度に優れるという本システムの有用性を実証することができた。 2.生体試料中カテコールアミン類分析システムの開発 前項にて開発した分析システムを用い,カテコールアミン類の分析システムを開発した。試薬にベンジルアミンを用いた場合,ノルエピネフリンなど一部のカテコールアミン類のみ誘導体化された。これに対し,DPEを用いた場合,検討した全てのカテコールアミン類が蛍光誘導体化され,60分以内に分離・検出された。また,光照謝を行わない場合は誘導体化反応が進行せず,カテコールアミン類のピークは検出されなかった。本研究によりカテコールアミン類に対して選択性の高い分析法を構築することができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(31 results)