複合周期分極反転による広帯域電気光学偏向器の開発とその高速光スイッチへの応用
Project/Area Number |
18760040
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied optics/Quantum optical engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
久武 信太郎 Osaka University, 大学院・基礎工学研究科, 助教 (20362642)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 超高速制御 / 疑似速度整合 / 大振幅位相変調. / 超高速空間光変調 / 高速光変調 / 光スイッチ / 分極反転 / 超高速光制御 / 擬似速度整合 / 大振幅位相変調 / 超高速空間光変調器 |
Research Abstract |
本研究では、疑似速度整合型偏向器の動作帯域DCから数CH_z程度にまで広げ,このデバイスを電気光学光スイッチへ応用することを目的としていた。平成19年度では、平成18年度までに所期の動作を確認した偏向器を出発点として,以下の通り研究を実施した。 1.広域偏向器の改良・実験 平成18年度での検討に基づきデバイス設計・作製プロセスを改良し,偏向器を再度製した.高速スイッチのためには,変調効率を向上する必要があるため,進行波型電極における変調波の位相速度を,電気光学サンプリングシステムの活用により推定し,最適な分極反転ピッチを決定した。 2.進行波型広帯域光偏向器のパルス応答の解析 進行波型位相変調器のアレンジとして構築する進行波型広帯域光偏向器のパルス応答を解析し、光スイッチへの応用を視野に入れた設計指針について検討した 3.光スイッチデバイスの作成 スイッチングスピードを重視した1x2高速光スイッチを実現する広帯域偏向器の作製に取り組んだが,50Ωよりも低い変調電極の特性インピーダンスによる終端でのインピーダンス不整合の問題の解決が予想以上に困難なことが明らかとなった。帯域動作と進行波型電極(変調指数が共振電極よりも低下する)の組み合わせによるスイッチングデバイス構築の問題を明らかにし,解決方法について吟味した結果,解決の目処を立てることができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)