Project/Area Number |
18760275
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
東野 武史 Osaka University, 大学院・工学研究科, 助教 (20419469)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | カオス / ソフトウェア無線ネットワーク / 無線空間多重 / 光電波信号処理 / 異種無線 / 光電波信号転送 |
Research Abstract |
ソフトウェア無線ネットワークは、様々種類の無線サービスをー括同時伝送する広帯壹域な通信基盤であり,無線機に相当する広帯域アンテナならびにインターネットに接続するためのゲートウェイ装置は、これを実現する上での要素技術となる。 今年度は,広帯域アンテナとして,新幹線や列車の業務無線で使用される漏えい同軸ケーブル(LCX)を用いた無線通信の特性評価を行った.また、電波を利用したアプリケーションとして無線の端末位置を検出する方式の提案を行った。 ネットワーク部分の成果としては,多種の信号の多重化技術として直接光スイッチングCDMA方式にカオス符号を適用し,カオス符号の広大な符号空間から多重に適した符号見つけ出た. ゲートウェイ技術の成果では,異種の無線IP電話を相互接続する際の音声コーデックに着目したQoS制御技術を提案し,これを光ファイバ伝送後の無線サービスの品質制御を行うための制御とすることを提案した.実験による原理確認によって提案するQoS制御動作に致命的欠陷がないことを確認した. 光無線2次元伝送方式については,種々の検討を行ったが,2次元光無線方式におけるカオスの有効な使用用途については,前年度提案した巌密な位置合わせ必要としない方式以降新たな信号処理方式を発見できなかったが,2カ年の研究で判明したことは,カオスを用いた通信はアナログ信号の通信と同じく雑音に弱いという欠点を有するということに対し,離散化したディジタル信号でも擬似的なカオスを生成することが可能であり,離散信号伝送による雑音耐性を向上させることが判明したことである.
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)