高SNR時にも優れた誤り訂正能力を示すLDPC符号化システムの研究
Project/Area Number |
18760290
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
澁谷 智治 National Institute of Multimedia Education, 研究開発部, 准教授 (20262280)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | LDPC符号 / 反復復号法 / LP復号法 / 疑似符号語 / SNR / sum-productアルゴリズム / 反復復号 / 最尤復号 / 符号アンサンブル / 復号誤り率 / 正則LDPC符号 / 非正則LDPC符号 |
Research Abstract |
.本年度は(1)線形計画法に基づく復号法(LP復号法)と反復復号法との関連、および(2)反復復号法おける疑似符号語の重み、についての研究を行った。 LP復号法と反復復号法との関連については、近年様々な観点からの研究が進み、多くの興味深い事実が報告されている。そこで(1)については、これらのサーベイを進めるとともに、そこで必要となる数学的な基礎事項についての情報収集を行った。また(2)については、(1)で得られた情報のうち、特に符号のグラフ表現に対するゼータ関数から導かれる疑似符号語の重み分布に注目し、その一般化について検討した。これらの成果は 渋谷 智治,"LP復号における疑似符号語の数論的列挙とその応用,"通信路推定と誤り訂正に関するワークショップ(DEX-SMI主催,統計数理研究所)講演資料集,pp.13-18,2007. で報告された。また、前年度から行っていた、重み分布のアンサンブル平均に基づく符号の性能評価に関する研究は学術論文誌に掲載された。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)