Project/Area Number |
18760425
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Building structures/materials
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Research Institution | Ashikaga Institute of Technology |
Principal Investigator |
仁田 佳宏 Ashikaga Institute of Technology, 工学部, 講師 (10318834)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | スマート構造 / 制振(震) / 構造ヘルスモニタリング / マイクロプロセッサー / 自律分散 / MEMS |
Research Abstract |
本研究では、リアルタイム地震防この研究成果の一部は、日本建築学会大会および国際会議で発表済みである災を目的として、構造物の対震性能の向上を目指したセミアクティブ制震(振)システムと地震発生直後からの都市および建築構造物の安全性評価が可能な構造ヘルスモニタリングシステムを統合したしたセンサネットワークによる自律分散型のスマート構造システムの開発を行っている。 本年度は、前年度に開発したピエゾケーブルを用いたリアルタイム損傷発生検知システムと形状記憶合金ワイヤを組合わせた損傷進展阻止のための補強機構を提案し、小型部材模型による実験により、有効性を確認した。本研究の一部は、日本建築学会大会および国際会議にて発表済みである。また、層間変形量を把握できる光センサによるモニタリングシステムと可動ワイヤブレースによるセミアクティブシステムを併用した自律分散型の崩壊防止機構を提案し、振動台を用いた小型構造模型による実験により、有効性を確認している。本研究の一部は、日本建築学会大会および国際会議にて発表予定である。さらに、前年度に蓄積した基礎資料を用いて、履歴ダンパを使用した簡易な制御アルゴリズムによる、ダンパごとに完結したシステムとなる自律分散制御システムを提案している 以上、リアルタイム損傷発生検知システムと補強もしくは制振機構を組み込んだ、安全性向上を目的とするスマート構造システムの開発を行っている。
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