高層集合住宅バルコニー部への騒音伝搬に関する数値予測手法の開発
Project/Area Number |
18760432
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural environment/equipment
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
佐久間 哲哉 The University of Tokyo, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (80282995)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 建築環境・設備 / 解析・評価 / 音環境 / 騒音伝搬 / 数値シミュレーション / 集合住宅 / バルコニー / 境界要素法 |
Research Abstract |
1.集合住宅バルコニー部への騒音伝搬数値予測手法の提案 バルコニー騒音伝搬解析に特化したモデリングとして、地表面・周辺建物群・対象建物の各々についてのモデリング手法を検討した。具体的には、音源と受音点の位置関係について相反則を利用することにより反転させ、バルコニー内部に音源点を、地表面の道路上に受音点列を配置することにより、道路上の実際の各騒音源からの伝搬特性を効率的に解析する手法を考案した。別途、応用的手法として、筆者らが既に開発済みの高速多重極境界要素法に対して領域分割法を適用し、堀割道路からの騒音伝搬についても解析が可能となった。 2.予測手法の妥当性検証とバルコニー騒音対策の検討 既往研究では建物バルコニーの縮尺模型を用いた騒音伝搬測定データが公表されていることから、実装した数値予測プログラムにより同条件のシミュレーションを実行し、結果の比較を行った。模型実測と数値予測の結果に良好な対応が見られたことから、開発した予測手法の妥当性が確認された。加えて、バルコニー部の騒音対策に関して、バルコニー内部の吸音処理、バルコニー形状の検討を行い、それら対策の騒音低減効果を検証した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)