mRNAの翻訳制御を司る凝集体・ストレスグラニュールの形態形成機構
Project/Area Number |
18770167
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
加納 ふみ The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 助教 (10361594)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | mRNA / ストレスグラニュール / 翻訳制御 / 可視化 / セミインタクト細胞 |
Research Abstract |
細胞は熱、ウイルス感染、栄養分の欠乏といった様々なストレスにさらされるとほとんどのタンパク質合成を停止させ、ストレスに対抗する。このときmRNA-タンパク質凝集体・ストレスグラニュールが細胞内に形成され、ストレス依存的な翻訳制御に関わる構造体として近年注目を集めている。コンポーネントとしては、mRNA、RNA結合タンパク質群(TIA-1,PABPなど)、eIF2を除く翻訳開始因子群が知られている。リボゾーム構成因子がすべてそろっていないことから、ストレスグラニュールは翻訳が不活化されたmRNAを一時的に収納する凝集体であると考えられている。本申請研究では、mRNAの翻訳制御を司るmRNA凝集体・ストレスグラニュールの形態形成機構を明らかにするために、ストレスグラニュールに局在することが知られているTIA-1をベイトとした酵母ツーハイブリッド法を行い、ストレスグラニュール構成因子を探索した。その結果、約10個のTIA1結合候補蛋白質を同定した。そのうちの一つPCBP2(poly-C binding protein2)は、ストレスグラニュールとmRNA分解の場であると考えられているP-body両方に局在した。ストレスグラニュールへの局在にはRNA結合ドメインのKH1、P-bodyへの局在にはKH2/3が必要であることを示し、これらの結果をRNAに発表した。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)