局所樹状細胞によるアトピー性皮膚炎病熊制御の分子機構
Project/Area Number |
18790339
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
河本 正次 Hiroshima University, 大学院・先端物質科学研究科, 助教 (90294537)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | アトピー性皮膚炎 / 樹状細胞 / Ty2 skewing / ランゲルハンス細胞 |
Research Abstract |
アトピー性皮膚炎(AD)におけるTh2優位な免疫応答の開始を規定する分子機序は明確ではない。本研究ではAD皮膚局所の樹状細胞(DC)による免疫制御機構を明らかにすることを目標とした。その端緒として昨年度、tape strippingとアレルゲン(OVA)経皮感作を基調とするADモデルを用いて皮膚局所DCサブセットの検出系を確立した。更に本モデルの感作24時間後にリンパ節(LN)に遊走したOVA-loadedDCの殆どがmyeloid DCである一方でLangerhans細胞を含まないこと、またそれらが比較的未成熟な分化状態を維持したままであることを示した。本年度は、OVA感作24時間後におけるLN DCの抗原提示能とTh2 skevVing能を調べた。 まずOVA感作DC刺激に伴うT細胞応答を確かめたところ、対照のLNや脾臓由来の初代DC、あるいはsaliRe感作DC刺激と同等のT細胞活性化を認めた。続いて本系でのT細胞priming後にanti-CD3lanti-CD28抗体にて再刺激した際のサイトカイン産生を調べたところ、予想外にもOVA感作DC刺激によるIL-4/IFN-y産生が共に著しく減退していることが判明した。同様の結果は対照のsaline感作DC刺激下においても認められた。以上の結果から、経皮感作24時間後のLNDCにはTh2 skewing能が認められないこと、更にtape strippingによるmechanica linjuryがDCのinstructive phenotypeを変調させている可能性が推察された。 今後は経皮感作後のどの時期のDCがTh2 skeWing能を示すのかを追跡すると共に、当該責任DCサブセットを同定すべく更に解析を進めたい。また感作直後のLNDCがThl1Th2以外のヘルパーT細胞サブセットを誘導する可能性についても検証する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)