日米若年男性の潜在性動脈硬化と耐糖能および生活習慣(特に睡眠)との関連
Project/Area Number |
18790396
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Public health/Health science
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
門脇 崇 Shiga University of Medical Science, 医学部, 助教 (30324578)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 潜在性動脈硬化 / 睡眠 / 耐糖能 / 疫学 / 動脈硬化 / 冠動脈石灰化 / 頚動脈内膜中膜肥厚 / インスリン抵抗性 / インスリン感受性 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
本研究の目的は、1)経口糖負荷試験による血糖値上昇パターンおよびインスリン分泌のパターンと動脈硬化進展度の関連を日本人男性の一般集団で明らかにすること 2)生活習慣と動脈硬化そのもの、あるいは動脈硬化の危険因子であるメタボリックシンドローム・耐糖能との関連を明らかにすること 3)上記の項目について米国と比較すること の3点であり、2ヵ年計画のうち、1年目には情報収集および調査実施の準備を行い、2年目に無作為抽出で選ばれた一般住民100名強に実際に調査を行うこととしていた。そのため、予算配分も20%:80%としていた。また、本研究は動脈硬化進展度の日米比較研究を発展させたものであり、二国間での潜在性動脈硬化および関連因子の検討も進めた。平成19年度3月末までに127名の対象者について睡眠をはじめとした生活習慣および経口糖負荷試験を実施した。今後、データベースを更に整備して、2008年6月より調査を開始する米国側との比較も実施する予定にしているが、現段階で、中年期男性の睡眠時のむずむず足症候群の有病率が一般住民集団で約10%、いびきの有病率が約60%と、従来の欧米の報告に比較して高頻度で見られ、人種特有の睡眠障害のパターンがあることが示唆された。また、潜在性動脈硬化および進行危険因子の検討を従来の日米比較研究のデータベースの解析により行い、頚動脈内膜中膜肥厚とリポ蛋白サブクラスの関連についての日米比較(Metabolism.2008 Feb;57(2):177-82.)、リポ蛋白関連ホスホリパーゼA2と冠動脈石灰化についての日米比較(J Epidemiol.2007 Nov;17(6):179-85.)についての論文が公表された。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)