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覚せい剤誘導性ドパミン増加に対するエタノールの作用とアルコール嗜好性の関与

Research Project

Project/Area Number 18790427
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Legal medicine
Research InstitutionHyogo College of Medicine

Principal Investigator

内海 美紀  Hyogo College of Medicine, 医学部 (50351797)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsメタンフェタミン
Research Abstract

乱用薬物の強化作用にとって重要な神経回路となっている腹側被蓋野-側坐核および黒質-線条体系DA神経系を中心に、Methamphetamine(MAP)およびEthanol(EtOH)によって引き起こされるDAおよび5-HT神経細胞の変化と、それに関与すると考えられるアルコール嗜好性の遺伝的相違について検討した。
アルコール嗜好性の異なる2系統ラット高アルコール嗜好性ラット(HAP)と低アルコール嗜好性ラット(LAP)にDA antagonistを前投与し、その後のMAP投与によって誘導されるDAおよび5-HTの放出からDAおよび5-HT受容体の機能変化等を検討した。その結果、HAPとLAP間で、線条体のDA増加率変化に有意な差を認めた。それはD2 antagonistのハロペリドール(HAL)を前投与した場合は、コントロールと比較した場合、そのDA増加率は両系統ラット共に有意差が認められたが、D1 antagonistのSCH23390を前投与した場合には、コントロールに比してHAPは有意差が認められたものの、LAPでは確認されなかった。同様の実験を側坐核でも行ったが、D1 antagonist前投与時、HAP、LAP共にコントロールに比して有意差は確認されなかった。従って、全ての結果を総合的に検討したところ、HAPとLAP間での相違は、線条体におけるD1受容体に関連した部位ではないかと推察される。
以上の2年間で得られた結果は、現在英文雑誌「Pharmacology and Experimental Therapeutics」に投稿中である。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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