Tie2-Creマウスを用いた腎内皮細胞傷害・修復機構におけるNFκBの機能解析
Project/Area Number |
18790575
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Kidney internal medicine
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
吉野 純 Keio University, 医学部, 助教 (80383777)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 遺伝子改変動物 / 進行性賢障害 / NF〓B / Cre-loxPシステム / 賢繊維化 / 進行性腎障害 / 遺伝子操作動物 / 血管内皮細胞 / NFκB / 心血管病変 |
Research Abstract |
昨年度にJき続き、進行性腎障害におなる内皮細胞の傷害、再構築課程における特定の分子の機能解析を目的として遺伝子改変動物の作成および、実験モデル動物の作成を行った。具体的には、譲渡を受けたTie2-Creマウスの腎臓におけるCre蛋白の発現をさらに詳細に検討し、内皮細胞特異的マーカーとの免疫組織二重染色などの方法により確認を行った。また研究実施計画の通り昨年度に設計と一部の作成を終えたNFkBのN末端の54アミノ酸を欠損させたドミナントネガティブフォームであるIKBΔNのloxPマウスの繁殖維持、および最適系統の絞り込みを行った。さらに、Tie2-CreマウスとIKBΔN-1oxPマウスとを交配させ、血管内皮細胞特異的にNFκB活性を抑制したマウスの作製を試みた。しかし、数度の交配を行うもdouble transgenic mouseは得られず、得られたマウスの比率が、野生型とsingle transgenic mouseがほぼ1:2であり、double transgenicmouseはおそらく胎生致死であると想定された。この結果より、血管内皮細胞においては、発生段階においてNFκBの活性が必須であることが明らかとなった 腎疾患マウスのモデルとして、 線維化モデルとして良く知られる片側尿管結紮マウスモデルの作成をおこなった。近年、進行性腎障害の共通の結末像として腎間質の線維化が注目されているからである。将来的に、腎間質の毛細血目網においてNFκBが腎障害、線維化において果たす役割を検討する予備実験と言える。そして、このモデルを用いた研究成果の一部(転写制御因子snail1に注目して) Biochem Biophys Res Communの10月号に紙上発表を行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)