新しいポリコーム分子MBT-1による白血病制御を目指して
Project/Area Number |
18790647
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
新井 郷子 The University of Tokyo, 大学院・医学系研究科, 講師 (60422276)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
|
Keywords | ポリコーム / 血球分化 / エピジェネティクス / 白血病 / ポリコームグループタンパク質 |
Research Abstract |
1.MBT-1を含むポリコームグループタンパク質複合体の同定 Yeast Two-Hybrid法などで得られだMBT-1に結合するタンパク質の候補群や、既知のポリコームグループタンパク質について、MBT-1との結合を共免疫沈降法などの手法で解析し、MBT-1と結合するタンパク質群の一部を同定した。 2.MBT-1を含むポリコームグループタンパク質複合体による遺伝子発現制御機構の解明 MBT-1や、1の項目で得られた、MBT-1に結合するタンパク質について、それらを細胞に過剰発現させた際にクロマチン構造に与える影響として、ヒストンタンパク質の修飾などをウエスタンブロッティングなどで解析した。 3.MBT-1やその関連因子を欠損したES細胞を用いた解析 (1)MBT-1や、MBT-1に結合するタンパク質として発見したL3MBTについてその遺伝子欠損ES細胞を作製した。それらの細胞を胚様体に分化させ、それに伴うヒストン修飾の変化について、ウエスタンブロット等の手法により解析した。 (2)上記の遺伝子欠損ES細胞をin vitroにおいて血球系細胞へと分化させ、野生型の細胞と比較することにより、MBT-1やその関連因子の欠損が血球分化へ与える影響を観察した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(5 results)