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急性骨髄性白血病抗原に対する網羅的探索と新規抗体療法開発のための基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 18790665
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hematology
Research InstitutionFujita Health University

Principal Investigator

山本 幸也  Fujita Health University, 医学部, 講師 (90410703)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords急性骨髄性白血病 / 抗体療法 / ファージライブラリー
Research Abstract

A:急性骨髄性白血病(AML)抗原スクリーニング:AML(M4)初診患者検体をサンプルにしてファージライブラリーからスクリーニングを行った。190クローンをピックアップし、153個の遺伝子配列を調べた。78個の独立したクローンが得られた。その内32クローンの塩基配列は3種類からなるALCAM/CD166に対する抗体、5クローンがであった MCP/CD46であった。癌腫別細胞株を用いた組織特異性の検討から10種類が汎細胞株特異的、10種類が血液細胞特異的、13種類がAML細胞株特異的に結合することをELISA、FACSで確認した。結合力の高い抗体について抗原を調べるために順次、免疫沈降法により抗原の精製、ペプチドシークエンスによる蛋白同定を行った。83-176,73-16は CD93(ClqRp/AA4)が抗原であることをCD93強制発現系にて確認した。CD93は骨髄球、単球、血管内皮、造血幹細胞で発現していることが知られているが、このCD93scFv抗体でも末梢血の顆粒球、単球が陽性になることを確認した。また精製したCD93scFv抗体はmonomerであるが単球系AML細胞株を分化は起こさないものの細胞を凝集させ、軽度ではあるが増殖を抑えたがアポトーシスの誘導は見られなかった。AML患者検体での発現をFACS解析で検討したところMO(0/2),M1(0/4),M2(5/13),M3(2/5),M4(4/6),M5(1/1)で陽性であり分化した病型に多いことが確認された。B:受容体型チロシンキナーゼFLT3抗体作製:293T細胞で高発現するベクターを用いてAIMSライブラリーから FLT3発現細胞を使いスクリーニングを行っている。現在、2種類の抗体クローンを単離した。更に多くのクローンの種類を取得するとともに抗体によるFLT3リガンド刺激の中和活性検討する。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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