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自己炎症性疾患制御因子Ttc7のヒトアトピー性皮膚炎発症における役割について

Research Project

Project/Area Number 18790802
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionWakayama Medical University

Principal Investigator

岡本 勝行  Wakayama Medical University, 医学部, 助教 (40405460)

Project Period (FY) 2006 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
KeywordsTtc7 / アトピー性皮膚炎 / 尋堂性乾癬 / アレルギー・喘息 / 遺伝学 / 遺伝子 / 免疫学
Research Abstract

まずパイロットスタディとして,健常人7名とアトピー性皮膚炎患者3名についてTtc7遺伝子の多型を検索した。すなわち,末梢血より抽出したmRNAをもとにcDNAを作製し,Ttc7遺伝子の全長を3つに分けて増幅したPCRフラグメントについて,ダイレクトシークエンスによって遺伝子多型の有無を調べたとごろ,1つのフラグメントに3カ所の多型(rs2304290:Leu538Valはnon-synonumos,rs3739100:Sei678Serとrs3739099:Val848Valはsynonumos)を検出した。この結果をもとに,前述の対象を含めて健常人21名,アトピー性皮膚炎患者21名について,この3つの多型の集積の有無を検索した。すなわち,末梢血より抽出したmRNAから作製したcDNAをもとに,3つの多型を含むPCRフラグメントを増幅し,プラスミドにクローニング後にシークエンスを行い解析したところ,いずれの多型に関しても,また3カ所の多型により形成されるハプロイタプについても,患者群に有意な集積は認められなかった。そこで,さらに尋常性乾癬患者29名に関しても同様に上記3カ所の多型,ハプロイタプに関して解析を行ったが,健常コントロール群,アトピ性皮膚炎患者群と比較して有意な集積は認められなかった。
まだ症例数が少ないこともあり,結論を出すのは尚早であるが,現在検索対象としている3つの多型については,アトピー性皮膚炎,尋常性乾癖ともに関連は低いと考えられる。今後は各群50程度まで対象数を増やして解析を行うのみならず,IgE高値や乳幼児期発症などの特殊な病型を抽出しての詳細な検討,さらにエクソンの他の部位における疾患特異的な多型の検索,及びこれまでに報告のあるイントロン,プロモーターの多型に関しての解析を行い,最終的な結論を出したい。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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